趣旨
7月の4連休明けから新型コロナウイルス新規陽性者が急激に増加し、医療提供体制への負荷が高まったことから、8月6日には「医療警報」を、さらに8月20 日には「医療非常事態宣言」を発出し、県民の皆様のご協力をいただきながら、新型コ
ロナウイルス対策を強化してきました。
新規陽性者数は、ピーク時(8月17 日~23 日)には1週間で888 人、人口10 万人当たりで43.32 人まで達しましたが、その後減少に転じ、直近1週間(9月7日~13 日)では226 人、人口10 万人当たりでは11.02 人となっています。
また、確保病床使用率は一時50%を超えたものの、9月13 日現在では18.1%と、医療警報の発出基準である25%を下回っており、新規陽性者数の減少に伴って医療提供体制への負荷が軽減されつつあります。このため、新型コロナウイルス感染症「医療警報」を解除します。
医療従事者の皆様、暮らしや事業活動に大きな影響を受けながらも、感染防止にご協力いただいているすべての皆様に改めて感謝いたします。
県民及び事業者の皆様等へのお願い
次の点を考慮し、引き続き感染の抑え込みが必要であることから、全県の感染警戒レベル4「新型コロナウイルス特別警報Ⅰ」は当面継続します。
- 新規陽性者数は減少傾向にあるものの、第4波のピーク(315 人、4月10 日~16日)と比較して依然として高水準であるほか、減少スピードが鈍化していること
- 緊急事態宣言の発出地域を中心に全国的には依然として感染状況が非常に厳しい地域が存在すること
県民及び事業者の皆様、出張等での来訪者の皆様は、別紙「『新型コロナウイルス特別警報Ⅰ』の全県発出に伴うお願い」に沿った対応をお願いします。