感染の状況等
- 北アルプス圏域における直近1週間(8月25 日~31 日)の新規陽性者数は26 人と、白馬村に対する営業時間の短縮等の要請時の直近1週間(8月14 日~20 日)と比較して0.8倍と減少し、人口10 万人以下の圏域における感染警戒レベル5の基準である32 人を下回っています。
- しかしながら、感染経路不明者から家族や職場の同僚に感染が拡大する事例が継続し、直近1週間で北アルプス圏域のすべての市町村において複数の新規陽性者が確認されており、リスクの高い状況が継続しています。
- 8月20 日には「医療非常事態宣言」を発出するとともに、全県の感染警戒レベルを5に引き上げ「新型コロナウイルス特別警報Ⅱ」を発出し、県民の皆様のご協力をいただきながら、県として全力を挙げて対策を講じていますが、全県の確保病床使用率は48.0%(R3.8.31 時点)と医療提供体制に大きな負荷がかかっています。
営業時間の短縮等の要請の期間延長
北アルプス圏域においては、飲食店での飲食を起因とする感染事例は確認されていません。これまでの飲食店の皆様のご協力に改めて感謝いたします。
しかしながら、感染の拡大が継続しているため、引き続き人流を抑制する必要があることから、別紙のとおり酒類の提供を行う飲食店等に対する施設の使用制限・停止(休業・営業時間短縮)についての協力要請の期間を延長します。(特措法第24 条第9項)
※ 期間以外は、白馬村においては令和3年8月21 日、その他の市町村においては令和3年8月25 日の要請内容と同様です。
【要請期間】9月10日まで(当初の要請期間は9月3日まで)
【対象地域】大町市、池田町、松川村、白馬村、小谷村
【要請内容】
協力金の詳細についてはこちら
「信州の安心なお店」の詳細についてはこちら(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
※「信州の安心なお店」認証店における特例
- 認証店は、20 時以降も営業を継続するか、時短要請に応じるかを選択できます。(営業を継続した場合は協力金の支給対象外です。)
- 営業を継続する場合は、20 時以降は、1グループは「同居家族又は4人以内」、利用する時間は「2時間以内」に限定します。
- 営業を継続する認証店の皆様に対しては、要請期間中に巡回し、対策状況を確認します。
- 新たに認証申込があった場合は速やかに確認し、認証手続きを進めます。
なお、「信州の安心な店認証制度」は認証店における新型コロナウイルス感染のリスクゼロを保証するものではありません。
該当市町村における県の支援策等
① 県の要請に応じて営業時間の短縮等を行った事業者に協力金を支給します
【全体】
○ 売上げ規模に応じて支給(2.5~7.5 万円/日)※中小企業の場合
【信州の安心なお店認証店(特例)】
○ 既に(8月8日以前に)認証されている事業者様20 時以降も営業を継続するか、全期間時短要請に応じるか、原則として要請開始日に選択していただく(要請期間中(延長期間中含む)に変更することはできません)
○ 要請期間中(延長期間含む)に新たに認証された事業者様
認証日まで:時短要請に応じていただく(協力金の対象)
認証日 :20 時以降の営業継続か、時短要請に応じるか選択いただく
②地域経済を活性化するために該当市町村が行う事業者支援の取組に対し交付金を支出します
③主要駅など人の集まる場所において感染防止対策の徹底について注意喚起を行います(新規)
④ 陽性者を早期に発見し、感染拡大を防ぐため、
〇 積極的疫学調査によるPCR 検査等を広範に実施します
〇 県外往来された方等を中心に、無症状者に対するPCR 検査を実施します(新規)
⑤ 「信州の安心なお店」認証店の従業員の皆様を対象とし、県のワクチン接種会場において早期の接種を進めます(新規)
⑥ 県の公共施設について、感染対策の徹底や休止等の措置を検討するとともに、該当市町村に対しても同様の検討を行うよう協力を要請します
⑦ 県機関においては、在宅勤務・テレワークや勤務時間の割振り等により、執務室内での従事職員数を概ね5割削減します
北アルプス圏域の全市町村における営業時間の短縮等の要請の期間を延長します(PDF:341KB)