「医療非常事態宣言」を解除し「医療特別警報」に切り替えます

「医療非常事態宣言」を解除し「医療特別警報」に切り替えます(PDF:602KB)

1 趣旨等

 8月6日に50%を超え、21 日には68.1%まで上昇した本県の確保病床使用率は、9月6日に50%を下回り、昨日時点では39.4%まで低下しています。また、医療機関や高齢者施設における集団的な感染も減少傾向にあります。
 本県の医療提供体制は、一時危機的な状況になりましたが、医療従事者の皆様のご尽力や県民の皆様のご協力により乗り越えてくることができました。
 このため、「医療非常事態宣言」は解除します。なお、減少傾向にあるものの新規陽性者数は依然として高水準で、医療提供体制への負荷は継続していることから、「医療特別警報」に切り替え、医療負荷の更なる軽減を目指します。
 なお、全圏域レベル6としていた感染警戒レベルは、各圏域の感染状況に応じたレベルとします。(下表参照)。
 県としては、With コロナを見据え、医療提供体制の整備やワクチン接種の促進により、重症化リスクが高い方を守るための取組に万全を期しながら、社会経済活動との両立を進めてまいります。

レベル 圏域【直近1週間新規陽性者数(人口10 万人当たり)】
佐久【983 人(480.88 人)】、上田【674 人(347.60 人)】、
諏訪【1,127 人(581.41 人)】、上伊那【771 人(428.59 人)】、
南信州【654 人(420.99 人)】、松本【2,262 人(533.90 人)】、
北アルプス【268 人(476.59 人)】、長野【2,768 人(519.61 人)】、
北信【291 人(352.54 人)】
木曽【30 人(117.75 人)】

※ 令和4年9月5日から11 日まで

2 目標

 確保病床使用率について、35%未満に早期に引き下げ、25%を安定的に下回ることを目指す。

3 県としての対策

(1) 病床使用率の抑制
① ワクチン接種の一層の促進

 接種の積極的な検討呼びかけ、県接種会場の設置、高齢者施設への巡回接種など
② 確保病床の効率的な運用
 療養解除基準※どおりの転院・退院、症状の悪化がみられない場合の宿泊療養施設や自宅への療養場所変更についての医療機関への協力要請等、早期転院・退院の促進による、新たに確保した11 床を含めた531 床の確保病床の効率的な運用  ※ 発症日から10日経過など
③ 高齢者施設等における感染拡大防止
 ○ 同居のご家族に発熱等の症状がある場合にも、施設の利用・従事をできるだけ控えることの周知
 ○ 積極的な検査の実施支援(抗原定性検査キットの配付、予防的な検査、従事者の出勤前の陰性確認検査、新規入所者に対する検査など)、感染警戒レベル4以上の圏域の高齢者施設等が行う利用者または従事者を対象とした検査への補助
 ○ 第6波における初期対応や感染対策をまとめた県独自の研修動画配信
 ○ 保健所の指導による感染防止の初期対策の周知徹底、集団感染が発生した際の保健所との連携によるクラスター対策チームや感染管理認定看護師等の必要に応じた派遣
④ 宿泊療養施設の適切な運用
 重症化リスクが高い方を優先する入所基準による適切な運用

(2) 外来診療の負担軽減
① 自己検査の活用促進

 重症化リスクが低い方に対する診療・検査医療機関受診前の自己検査の協力依頼
 (診療・検査医療機関等に対しては、抗原定性検査キットを配付)
② 若年軽症者登録センターの運用
 重症化リスクが低いと考えられる20~40 代で医療機関を受診しない有症状者を対象とした陽性者登録を行う若年軽症者登録センターの運用の継続
③ 診療・検査医療機関等を増やすための要請
 医療機関への要請による診療・検査医療機関の増加(682 機関→690 機関)
④ 「みなし陽性(臨床診断)」の実施
 一定の場合に、医師の判断で検査を行わず臨床症状で診断する「みなし陽性(臨床診断)」の実施
⑤ 受診・相談センターによる相談対応
 増加している有症状者等からの相談に対応するために拡充した受診・相談センターの適切な運用
⑥ 事業所等への要請
 陰性証明等(陽性者の職場復帰の際、または新たに療養を開始する際の検査結果を証明する書類)を従業員に求めないことについての事業所等への要請

■ With コロナを見据えた対応
第7波のピークアウトや、全数届出見直しの全国一律での適用(9/26~)等の国によるWith コロナに向けた新たな段階への移行等を踏まえ、次の取組を進めます。
○ 若年軽症者登録センターの対象年齢の拡大
 登録センターの対象年齢を、現在の20~49 歳から、中学生~65 歳未満に拡大(9/26~)するための準備
○ 自宅療養者に対する相談・診療機関の拡大
 自宅療養者の症状悪化時等に、健康観察センターによる相談の受付・案内に加え、より多くの身近な医療機関に相談・診療をしていただける体制とするための関係機関との調整
○ オミクロン株対応ワクチンの接種促進
 9月下旬以降、オミクロン株対応ワクチンによる追加接種を順次開始、10 広域に設置する県接種会場での接種実施など、市町村と連携した接種機会の確保、接種の促進
○ 感染警戒レベル等の見直し
 県独自の感染警戒レベル等について、実情に合わせた見直しの検討

4 県民の皆様等へのお願い

(1) 県民・事業者の皆様及び本県に滞在中の皆様は、別紙1「新型コロナ第7波における県民の皆様へのお願い」に沿った行動をお願いします。特に、感染警戒レベル5の圏域においては、別紙2「感染警戒レベル5の圏域の皆様へのお願い」にご協力いただきますようお願いします。
(2) 9月下旬から10 月下旬にかけて追加接種に使用するワクチンがオミクロン株対応型に順次切り替わりますが、現在使用しているワクチンでも重症化予防等一定の効果が得られますので、特に重症化リスクが高い方はオミクロン株対応ワクチンを待つことなく、今接種できるワクチンでの速やかな接種をご検討ください。
(3) 新型コロナウイルス感染症に係わる差別や誹謗中傷は絶対にやめてください。
 新型コロナウイルス感染症に係わる差別や誹謗中傷により苦しんでいる人がいます。また、誹謗中傷をおそれるあまりに受診をためらうことは、重症化のリスクを高めるほか、さらなる感染の拡大を招きかねません。県民お一人おひとりが「思いやり」の心を持ち、「支えあい」の輪を広げ、協力してこの危機を乗り越えていきましょう。

サイバーセキュリティ対策セミナーのご案内

今や大企業ではなく、地方病院や中小企業がランサムウェアの被害に遭うなど、サイバー攻撃の脅威は日増しに増加しています。また今年の4月には
個人情報保護法が改正され、適切なセキュリティ対策を講じることは、全ての企業経営において急務となっております。
本セミナーでは、長野県におけるサイバー攻撃の実態、実例を元に、本当に必要なサイバーセキュリティ対策を分かりやすく解説いたします。

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<2022.10>サイバーセキュリティ対策セミナ-

問合せ先
三井住友海上火災保険株式会社 長野支店 東北信支社
 担当:中村、井出
 TEL:026-225-5084 FAX:025-225-5291

労使紛争の解決に、労働委員会の相談やあっせん制度をご利用になれます

 労働組合から団体交渉を 求められた場合 、正当 な 理由なく拒む ことは法律上禁止されていますが、団体交渉の経験のない中小企業が、個々の 労働者の労働条件をめぐって 、悩まれるケースが増えています。

リーフレット

【別添1】リーフレット

産後パパ育休(出生時育児休 業)及び育児休業の分割取得に対応した育児休業給付について

 第204 回通常国会において、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律及び雇用保険法の一部を改正する法律」が令和3年6月3日に成立し、令和4年 10 月1日より、産後パパ育休(出生時育児休業)及び育児休業の分割取得に対応した育児休業給付が施行されることとなりました。

資料

【別添】育児休業給付の内容及ひ支給申請手続について(R4.10施行)

令和4年度厚生労働省主催テレワークセミナー第6回のご案内について

テレワークは、パソコンやインターネットといった情報通信技術(ICT)を活用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方です。テレワークの活用によって、さまざまな生活スタイルに応じた働き方が可能となるほか、企業の生産性の向上にもつながります。本セミナーでは、テレワークを導入するに当たって、必要な労務管理、テレワークの活用方法、導入企業の事例等を説明します。
第6回が、10月7日(金)に予定されております。ぜひご参加ください。

本セミナー詳細とお申込みは、以下のリンクからご覧ください。
https://kagayakutelework.jp/seminar/2022/1007.html

全国労働衛生週間特設ページ

 全国労働衛生週間は、国民の労働衛生に関する意識を高揚させ、事業場における自主的労働衛生管理活動を通じた労働者の健康確保を図ることを目的に、毎年10月1日から7日まで実施されています。

《令和4年度(第73回)の全国労働衛生週間の概要》
 本週間 令和4年10月1日(土)から同月7日(金)
 準備期間 令和4年9月1日(木)から9月30日(金)
 スローガン 「あなたの健康があってこそ 笑顔があふれる健康職場」

 詳細については、実施要綱(PDF)  及び リーフレット(PDF)をご参照ください。

 

「職場の健康診断実施強化月間」について

 厚生労働省では、労働安全衛生法に基づく一般定期健康診断の実施、その結果についての医師の意見聴取及びその意見を踏まえた就業上の措置の実施について、事業者の皆様に改めて徹底していただくことを促すため、毎年9月を「職場の健康診断実施強化月間」と位置付け、集中的・重点的に啓発を行っています。
 
 事業者の皆様におかれましては、別添資料を参考に、自身の事業場における健康診断の実施状況等をご確認いただき、適切な実施にご協力くださいますようお願いします。
 

別添

 

長野市女性活躍推進セミナー開催のご案内

 パンフレット

 日頃は、本市の人権・男女共同参画行政にご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
先般、チラシにてご案内申し上げておりますが、本年度、長野市では女性活躍推進に関する事業に取り組んでおり、その事業の一環として「女性活躍推進セミナー」を開催いたします。

 いずれのセミナーも、参加無料・有料駐車場(長電権堂P)補助、リモート(Zoom)参加可です。

(会場)長野市勤労者女性会館しなのき (長野市西鶴賀町1481-1)
(時間)各回とも14:00~15:30(開場:13:00 、Zoom入室:13:30)

 第1回 9月9日(金) 経営戦略とダイバーシティ推進
  講師(山極清子氏)は、株式会社資生堂の女性活躍の礎を築く、資生堂で初めて女性の人事課
 長に就任。
  2009年3月まで資生堂の男女共同参画リーダーとして、資生堂の女性管理職登用のアクション
 プランなど実施。
  現在は、女性活躍推進と働き方改革の提案やコンサルティングを実施されています。

 第2回 9月30日(金) 女性管理職・リーダー研修
  講師(三輪英子氏)は、株式会社資生堂に入社し、マーケティング部門にてブランドマーケテ
 ィング、化粧品開発などに従事した後、人事部管理職として、人材開発、採用、社員研修などに
 携わる。
  現在は、女性活躍推進に関するコンサルティング、企業、行政でのキャリアデザインや、女性  
 のための再就職、キャリア支援を行っています。

 第3回 10月5日(水) 男らしく女らしくはもう古い 性別役割分担意識に向き合って自分らしく生きよう
  講師(山極清子氏)

 第4回 10月19日(水) はじめてでもわかる DXの基礎講座
  講師(中澤達彦氏)は、1981年在京TV局の放送センター運用技術局にて大河ドラマなどを担
 当。現在のデジタルTV放送の基礎作りを後押しする。
  ICT、コミュニケーション、データベース を連携するコンテンツ・プロデューサ、プロジェク
 ト・マネージャー、セミナー講師を務めています。

 今回のセミナーは、連続受講をお願いするものではなく、それぞれ1回ごとに完結します。

「トラック運転者の長時間労働改善特別相談センター」設置のご案内

 厚生労働省は、トラック運転者の長時間労働改善に向けて、労務管理の改善や、荷主と運送事業者の協力による作業環境の改善等を図るための相談センターを開設します。

 相談センターでは、荷主企業からの作業環境改善に関する相談や、運送事業者からの労務管理上の改善や作業環境の改善に関する相談に対応します。また、利用者の希望に応じて、オンライン相談や現地での訪問支援を無料で実施します。
 厚生労働省では、今後もトラック運転者の長時間労働改善に向けた取組を行っていきます。
 

相談センター概要 ※別添リーフレットもご確認ください

名称
トラック運転者の長時間労働改善特別相談センター
設置期間
令和4年8月1日(月)~令和5年3月31日(金)
開所日時
月~金曜日の9時~17時(祝日・年末年始、12時~13時を除く)
相談料金
無料
相談方法等
電話または下記のウェブサイトから問い合わせを受け付けます。
※対面の相談場所は設置しておりません。
電話
東日本 0120-763-420、 西日本 0120-625-109
ウェブサイト
トラック運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト
https://driver-roudou-jikan.mhlw.go.jp/consultation/別ウィンドウで開く

別添リーフレット