月別アーカイブ: 2023年5月
令和5年度「全国安全週間」の実施について
厚生労働省では7月1日から1週間、「全国安全週間」を実施します。
また、令和5年度のスローガンは、応募いただいた1012作品の中から恋塚貴彦さん(長野県)の作品を基に、以下のとおり決定しました。
- 令和5年度の「全国安全週間」スローガン
高める意識と安全行動 築こうみんなのゼロ災職場
今年で96回目となる全国安全週間は、労働災害を防止するために産業界での自主的な活動の推進と、職場での安全に対する意識を高め、安全を維持する活動の定着を目的としています。
これまで、事業場では、労使が協調して労働災害防止対策が展開されてきました。この努力により労働災害は長期的には減少しておりますが、令和4年の労働災害については、死亡災害は前年を下回る見込みであるものの、休業4日以上の死傷災害は前年を上回る見込みであり、近年、増加傾向に歯止めがかからない状況となっています。
特に、転倒や腰痛といった労働者の作業行動に起因する死傷災害、墜落・転落などの死亡災害が依然として後を絶たない状況にあります。
また、労働災害を少しでも減らし、労働者一人一人が安全に働くことができる職場環境を築くためには、本年3月に策定された第14次労働災害防止計画に基づく施策を着実に推進するための不断の努力が必要であり、特に初年度となる令和5年度においては、労使一丸となった取組が求められます。
そのため、令和5年度は、「高める意識と安全行動 築こうみんなのゼロ災職場」のスローガンの下、全国安全週間を実施することとしました。
厚生労働省では、7月1日(土)から7日(金)までを「全国安全週間」、6月1日(木)から30日(金)までを準備期間として、各職場における巡視やスローガンの掲示、労働安全に関する講習会の開催など、さまざまな取組を実施します。
定期健康診断等における血中脂質検査の取扱いについて
令和6年度から第4期特定健康診査等実施計画が開始されることを見据え、「第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会」において、これまでの取組の実績やその評価等を踏まえた効率的・効果的な実施方法等や、科学的な知見を踏まえた特定健診・特定保健指導に関する技術的な事項についての検討が行われたところです。
本検討会における検討を踏まえ、労働安全衛生規則(昭和47年労働省令第32号)第43条、第44条、第45条及び第45条の2の規定に基づく定期健康診断等の項目のうち、血中脂質検査の取扱いについて、高齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号)に基づく特定健康診査との整合を図ることとなりました。
騒音障害防止のためのガイドラインの改訂について
職場における騒音障害の防止については、労働安全衛生法令及び「騒音障害防止のためのガイドライン」に基づき、その対策を図ってきたところです。
しかしながら、騒音性難聴の発生は後を絶たない状況が続いており、さらなる騒音障害防止対策を進める必要があります。
これまでの技術の発展や知見の蓄積を踏まえ、今般、別添のとおり「騒音障害防止のためのガイドライン」が改訂されました。
貨物自動車における荷役作業時の墜落・転落防止対策の充実に係る労働安全衛生規則の一部を改正する省令及び安全衛生特別教育規程の一部を改正する件の施行について
今般、労働安全衛生規則の一部を改正する省令及び安全衛生特別教育規程の一部を改正する件が公布されたことに伴い、厚生労働省労働基準局長より通達が発出されました。
本改正内容:①昇降設備の設置及び保護帽の着用が必要な貨物自動車の範囲の拡大、②テールゲートリフターを使用して荷を積み卸す作業への特別教育の義務化、③運転位置から離れる場合の措置の一部改正等、所要の改正が行われます(令和5年10月1日(②については令和6年2月1日)より適用)。
SCAN-3560サイバーだより令和年第8号が発行されました
生産性向上支援訓練(品質管理実践)開催について
■開催日時:2023年7月14日(金)・21日(金)・28日(金)・8月4日(金)
13:30~16:30
■会場:信州大学繊維学部内AREC4階(上田市常田3-15-1)
■対象:中堅層
■定員:20名
■受講料:AREC・Fiiプラザ会員 2,500円(税込)/非会員 5,500円 (税込)
■講師:国立高専機構長野高専 特命教授/ARECアドバイザー 浅沼 和志 氏
■申込締切:2023年6月23日(金)
※定員になり次第締め切ります。
■持ち物:※解析手順(実践演習を含め)ではEXCELを活用しますのでEXCEL(Office2019以降)が
インストールされたノートパソコンをご持参ください。
■第1回2023年7月14日(金)13:30~16:30
テーマ
統計学が活かされる品質管理
相関解析の基礎(線形解析) ・統計学と品質管理/平均値とばらつき指標
主な内容
・統計的品質管理で活用される推定と検定の考え方
・有意差検定とは
・相関と散布図/相関係数
・相関解析:有意差検定と回帰式・解析手順
■第2回2023年7月21日(金)13:30~16:30
テーマ
等分散の検定 ・等分散の検定がなぜ必要か
主な内容
・必要となる統計分布
・等分散の検定:解析手順
■第3回2023年7月28日(金)13:30~16:30
テーマ
平均値の差の検定
主な内容
・平均値の差の検定がなぜ必要か
・必要となる統計分布
・平均値の差の検定:解析手順
■第4回2023年8月4日(金)13:30~16:30
テーマ
活用場面と活用ポイント
主な内容
・相関解析の活用場面と活用ポイント
・等分散の検定の活用場面と活用ポイント
・平均値の差の検定の活用場面と活用ポイント
・まとめ
Excel基礎「表計算ソフトを活用した業務改善」の御案内
ポリテクセンター長野様が主催する生産性向上支援訓練(オープンコース)について、
「表計算ソフトを活用した業務改善」コースが締切間近となっております。
ご興味のある方は、ポリテクセンター長野様まで直接お申込み下さい。
地域商業機能複合化推進事業(令和5年度当初予算)の2次公募の実施について
先般、令和5年度当初予算「地域商業機能複合化推進事業」の公募を地方公共団体の皆様のご協力のもと実施させて頂いたところでございますが、下記スケジュールのとおり第2次公募を行います。
前回の公募と同様、地方公共団体と密に連携を図りながら商業振興に繋げて参りたく、下記の依頼事項を含め、多大なるご協力賜れればと存じます。
(1)スケジュール(予定)
・公募期間 :令和5年5月24 日(水)~7月10 日(月)15:00 まで
・審査結果公表:令和5年7月下旬
・事業実施期間:交付決定後~令和6年3月29 日(金)まで
※今後、内容等に変更が生じる可能性があることを予めご了承ください。
支援機関等の補助制度・支援制度説明会+先端トレンド懇談会開催について
■日時:5月29日(月)午後1時30分-3時30分 (入退場自由)
■開催:オンライン(ZOOM)で開催予定
■対象者:東信エリアの企業、大学、団体、個人事業主等
(どなたでも参加できます)
■定員:50名
■参加費:無料
■概要
東信州次世代産業振興協議会では、今回「支援機関等の補助制度
・支援制度説明会+先端トレンド懇談会」を企画いたしました。
支援機関等の補助制度・支援制度説明会では、各機関の支援制度
・補助制度等を解説いたします。
また、先端トレンド懇談会では「政策や社会的価値観の変化に基づく
メガトレンドメガトレンドメガトレンドメガトレンド」をテーマと
して、「ハラール産業、アニマルウェルフェア、サステナブル
ファッション、代替たんぱく質」等の最新動向や業界の動向などを
解説いたします。
お忙しい時期かと存じますが、皆様のご参加をお待ちしております。
■HP:https://higashishinshu-ngic.com/event/5444/
■申込:https://forms.gle/TRsHzMSj5LVGiCbMA
■プログラム
【第一部 補助制度・支援制度説明会】13時30分-14時45分
①長野県プロフェッショナル人材戦略拠点からの説明 約30分
・プロフェッショナル人材戦略拠点では、都市部の専門人材と
県内事業者マッチングを支援することにより、事業者の経営革新
と地域経済の活性化及び当県への人材還流を促し、地方創生の
核となる「ひと」と「しごと」の創出の実現を目指しています 。
・地域の中小企業とのネットワークを有する地域金融機関に
プロフェッショナル人材戦略拠点の業務一部を委託することにより、
専門人材を活用する事業者層の裾野を広げ 、県内中小企業の専門
人材の活用を支援し、経営革新を促進します。
・また、資金面で正社員を採用 することが難しい事業者に対して
限られた コストの中で専門人材を活用できる「副業・兼業人材の活用」
についても推進し、 中小企業の経営革新と労働生産性の向上に
つなげていきます。
・活用の効果
→複数の人材会社へ一斉に求人情報の提供ができる、フィルター機能が
ある、馴染のないエージェントでも一定の質がある、企業情報シートを
作成することで、事務手続きが便利
② NICE上田からの説明 約30分
https://www.nice-o.or.jp/consul_tag/ueda/
・当機構では、県産業振興施策の中核実施機関として、大学、
工業技術総合センター、発明協会、JETROや金融機関などと
連携しながら、 県や国等の支援策を実施しています。
・また、専門性をもった一貫支援機関として、「地域密着の支援機関」
である商工会・商工会議所、市長村、大学等と連携し、広域的かつ
専門的知見が必要な課題について効果的な支援を実施しています。
・今回の説明会では、
(1)当機構で実施する成長産業支援事業の航空、医療、環境分野の
「技術開発補助金」
(2)「コンソーシアム活用型ITビジネス創出支援事業補助金」
(3)「イノベーション創出支援補助金」
(4)「ソーシャル・ビジネス創業支援金」
(5)「中小企業販路開拓助成金」
など補助事業を中心とした、補助金等の支援メニュー
・支援制度の紹介をします。
③ 東信州イノベーションセンターからの説明(上田市商工課)約10分
(休憩)
【第二部 先端トレンド懇話会(テーマ:政策や社会的価値観の変化に
基づくメガトレンド)】15時-15時30分
「アニマルウェルフェア、サステナブルファッション、代替たんぱく質」
のトレンド情報、市場分析
・15時-15時20分 業界動向・市場分析
・15時20分-15時30分 補助金及び助成金診断・申請支援について
講師 AREC産学官連携支援コーディネーター 滝沢一秀氏
※「サステナブルファッション(Sustainable fasion)」とは
・直訳すると「持続可能なファッション」という意味。
・環境省 <https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/>は、
サステナブルファッションを下のように定めています。
・衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり
持続可能であることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人
・社会に配慮した取り組みのこと。
※アニマルウェルフェアとは
・世界の動物衛生の向上を目的とする政府間機関である国際獣疫事務局
(OIE)の勧告において、「アニマルウェルフェアとは、動物の生活と
その死に 関わる環境と関連する動物の身体的・心的状態」と定義。
・アニマルウェルフェアについては、家畜を快適な環境下で飼養する
ことに より、家畜のストレスや疾病を減らすことが重要であり、
結果として、生産性の向上や安全な畜産物の生産にもつながること
から、農林水産省としては、アニマルウェルフェアの考え方を踏まえた
家畜の 飼養管理の普及に努めている。
※「代替たんぱく質」とは
・「代替たんぱく質(alternativeprotein)」とは、家畜由来の食品に
代わる たんぱく源のこと。代替たんぱく質には、大豆など植物由来、
細胞培養、 発酵由来、昆虫食の主に4つの種類がある。
・代替たんぱく質の世界市場におけるシェアは足元で1%程度にす
ぎないが、 市場規模は2025年には179億ドル、2040年には1.1兆
ドルに達し、食肉全体の約60%が代替たんぱく質に置き換わるとの
予測もある。