日別アーカイブ: 2022年4月22日

全県に「医療警報」を発出します

    年度の切り替わりによる人の移動の増加やオミクロン株BA.2系統への置き換わりを主な要因として、新規陽性者数が過去に経験のない水準となっています。
 県としては、「救える命が救えなくなる事態を回避する」という基本目標のもと、新規陽性者の抑制を図りながら「重症化リスクの高い方を守る」ことを対策の重点として取り組んできましたが、入院治療を必要とする方が増加しており、確保病床使用率は一時25%を超過し、昨日時点でも25.0%と医療警報の発出水準となっています。
 県民の皆様のご協力により、オミクロン株に対する発症予防効果、重症化(入院)予防効果が回復するとされるワクチン追加接種については、県内人口の52.3%(うち高齢者は87.1%。4月18 日時点)の方が済まされており、医療への負荷の抑制に確実に寄与していると考えます。
 しかし、現在の新規陽性者の発生状況、今後の大型連休による人の移動の増加を考慮すると、さらなる感染の拡大による医療提供体制への負荷の増大が懸念されます。
 このため、医療特別警報(確保病床使用率35%以上)の発出を回避し、社会経済活動を動かしながら重症化リスクが高い方を守ることができるよう、全県に「医療警報」を発出し、オミクロン株への対策をさらに徹底します。

詳細は下記リンクよりご参照願います。

長野県ホームページ:【全県に「医療警報」を発出します 】

参考資料①:「医療警報」発出にあたってのポイント

参考資料②:同居の家族への接種のすゝめ