全圏域の感染警戒レベルを4から3とし「特別警報Ⅰ」から「警報」に切り替えます

趣旨

4月中旬をピークとして一旦減少に転じた新規陽性者数がゴールデンウィークを境に再び増加に転じたことや、従来株から変異株への置き換わりが急速に進んだこと等を勘案し、5月21日に全圏域の感染警戒レベルを4に引き上げ、「新型コロナウイルス特別警報Ⅰ」を発出し、感染状況が比較的落ち着いている圏域も含めて、全県で統一的な強い対策を講じてきたところです。

レベル4への引上げから14日間以上経過し、全県の直近1週間の新規陽性者数は102人(人口10万人当たり5.00人)と、全県レベル4引上げ時の264人(人口10万人当たり12.95人)を大幅に下回っています。また、県内の10圏域全てがレベル3相当以下となっているほか、全国的にも新規陽性者数の減少が継続しており、全県で統一的にレベル4相当の強い対策を講じる必要性は低下したものと認められます。このため、6月5日から全圏域※の感染警戒レベルを4から3とし、「特別警報Ⅰ」から「警報」に切り替えます。

※伊那市、駒ケ根市、箕輪町、南箕輪村及び宮田村は6月6日からレベル3(6月5日まではレベル5)

なお、レベル2相当以下となっている圏域もありますが、全県には「医療警報」を発出中であり、全国的には緊急事態宣言が発出されている地域もあることから、当面はレベル3として感染拡大への警戒を続けることとします。

県民・事業者の皆様へのお願い

「正しく」、「適切に」感染予防策を講じてください

従来株からほぼ置き換わったことが推定される変異株であっても、これまでと同様の感染予防策が推奨されていますので、別紙「やっているつもりは要注意」をご確認の上、「正しく」、「適切に」感染予防策を講じてください。

感染拡大地域との不要不急の往来はできるだけ控えてください

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が延長されるなど、全国的には、依然として予断を許さない状況が続いていますので、県外への訪問や帰省等の往来については、慎重に検討をお願いします。特に、感染拡大地域との不要不急の往来はできるだけ控えてください。

全圏域の感染警戒レベルを4から3とし「特別警報Ⅰ」から「警報」に切り替えます(PDF:1,282KB)

 伊那市、駒ケ根市、箕輪町、南箕輪村及び宮田村における酒類の提供を行う飲食店等に対する営業時間の短縮等の要請を終了します

経緯

上伊那圏域における感染のさらなる拡大が全県の医療提供体制に大きな影響を及ぼすおそれがあったことから、感染経路が不明な事例が多数確認されるなど、とりわけ感染の拡大が顕著な伊那市、駒ケ根市、箕輪町、南箕輪村及び宮田村(以下「5市町村」という。)について、5月20日に感染警戒レベルを5に引き上げ「新型コロナウイルス特別警報Ⅱ」を発出しました。

また、飲食の機会を起因とする陽性者が継続して確認されたことから、5月21日には、5市町村における酒類の提供を行う飲食店等に対し、6月5日までを期限として営業時間の短縮等の要請を行いました。

営業時間短縮等の要請の終了及び警報への切替え

上伊那圏域における直近1週間の人口10万人当たり新規陽性者数は2.78人と、特別警報Ⅱ発出時点の22.27人と比較して大幅に減少しているほか、南信ブロックの病床ひっ迫度は5月19日の32.2%から6月3日現在の27.0%まで改善されています。

このため、5市町村においてご協力いただいている酒類の提供を行う飲食店等に対する営業時間の短縮等の要請及びカラオケ設備の利用を控えることの要請は、6月5日をもって予定どおり終了します。これまで、県の要請にご協力いただいた5市町村の皆様に心から感謝申し上げます。

また、5市町村に対するレベル5の「特別警報Ⅱ」は、6月6日からレベル3の「警報」に切り替えます。

県民・事業者の皆様へのお願い

「正しく」、「適切に」感染予防策を講じてください

従来株からほぼ置き換わったことが推定される変異株であっても、これまでと同様の感染予防策が推奨されていますので、別紙「やっているつもりは要注意」をご確認の上、「正しく」、「適切に」感染予防策を講じてください。

感染拡大地域との不要不急の往来はできるだけ控えてください

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が延長されるなど、全国的には、依然として予断を許さない状況が続いていますので、県外への訪問や帰省等の往来については、慎重に検討をお願いします。特に、感染拡大地域との不要不急の往来はできるだけ控えてください。

伊那市、駒ケ根市、箕輪町、南箕輪村及び宮田村における酒類の提供を行う飲食店等に対する営業時間の短縮等の要請を終了します(PDF:1,301KB)