エネルギーコスト削減促進ツール(通称:Eツール)とは
Eツールとは、中小企業の皆さまが、自社のエネルギーコストやCO2排出量を見える化し、自らエネルギーコストの削減に取り組めるよう、省エネ設備等を導入する際の判断材料を提供するためのシミュレーションツールです。
Eツールの機能
以下の3項目のシミュレーションを実行することが可能であり、各々の項目での利用もできます。
データ入力内容 | 出力内容 | |
導入設備 | カタログや見積書に記載の製品情報
資金調達方法(借入や補助金など) |
導入設備の資金回収期間
法定耐用年数との比較 |
エネルギーコスト
CO2排出量 |
電気、都市ガス等の使用量、使用金額 | 自社の年間エネルギーコスト
及びCO2排出量 導入設備によるコスト削減額 及びCO2排出削減量 |
財務指標 | 業種、従業員数、決算書
(貸借対照表、損益計算書)の内容 |
経済産業省ローカルベンチマーク
を活用した財務指標の比較 |
Eツール活用の特典
長野県中小企業融資制度の「信州創生推進資金(ゼロカーボン・次世代産業向け)」により融資を受けられる際に、Eツールを活用して設備投資を行う方については、0.44%以内の信用保証料の自己負担がなしになります。詳しくは次のリンク先をご覧ください。
Eツールのダウンロード
Eツールは、下記のリンクより無償で利用できます。
Eツールは、令和7年9月8日時点で利便性を向上するなどの更新をしました。
主な更新内容
助成金データを追加し、排出係数等を更新
令和6年度に申請のあった助成金のデータを追加し、サンプル数が増加しました。また、経済産業省の「エネルギー起源二酸化炭素排出量等計算ツール」の更新に合わせてエネルギーの種類、単位発熱量、排出係数を更新しました。
導入設備用入力フォームの利便性が向上
導入設備の資金回収期間を計算するシートとその入力フォームの連関性を高めたことで、どちらから修正しても、もう一方に反映されるようになりました。
投資額に対するコスト削減量の散布図を新規作成
投資額に対するエネルギーコストとCO2の削減量のデータをプロットした散布図を、主な設備ごとに作成したことで、これまでより投資効果の傾向がわかりやすくなりました。
Eツールの利用方法説明動画
具体的な利用方法は、下記のリンク先の動画をご参照ください。
Eツールのご案内(普及用チラシ)
Eツールの利用をご案内いただく際にご活用ください。
お問い合わせ
産業労働部経営・創業支援課
電話番号:026-235-7195
ファックス:026-235-7496