感染の状況等
- デルタ株が猛威を振るっており、新規陽性者が過去に例のないスピードで増加(1週間あたりの新規陽性者数が前週比200人以上増加)→ 感染経路不明な事例、県外往来に加え、家庭や事業所内における感染が疑われる事例が増加
- 子ども・若者や働き盛り世代の陽性者が増加し、第4波までとは異なる状況
- 一方、県民の皆様のワクチン接種へのご協力により、高齢者の感染事例が減少し、入院率は4割程度
- 佐久圏域及び上田圏域の直近1週間(7月29日~8月4日)の新規陽性者数は、それぞれ56人、47人で、急増中
- 佐久圏域及び上田圏域における感染がさらに拡大すれば、全県の医療提供体制にも大きな影響を及ぼす恐れ
特別警報Ⅱの発出
直近1週間の新規陽性者数等が感染警戒レベル5相当となった佐久圏域及び上田圏域のうち、感染の拡大が顕著な市町村及び感染が広がるおそれがある市町村(以下「該当市町村」)について、感染警戒レベルを5に引き上げ「新型コロナウイルス特別警報Ⅱ」を発出(本日から8月18日まで。)
佐久圏域
小諸市、佐久市、軽井沢町、御代田町、立科町
上田圏域
上田市、東御市、長和町、青木村(圏域内すべての市町村)
デルタ株対策の心得
「飛沫感染」、「エアロゾル感染」、「接触感染」を意識し、基本的な感染防止対策をより厳格に行うことが大切
- 屋内及び人との会話時は、マスクを正しく着用(不織布マスクを推奨)
- マスクをしていても人との距離は最低1メートルを確保
- 屋内や車内は十分に換気(屋内では30分に一回以上、数分間程度窓を全開)
- 人と同じものを触ることを避け、適切なタイミングで正しく手洗い・手指消毒
- ワクチン接種済みの方も上記の対策を
該当市町村における県としての対策
県民、来訪者・旅行者の皆様へのお願い(特措法第24条第9項)
- 人と会う機会をできるだけ減らすようお願いします。(人と会う時には、距離をとり短時間で。普段会わない方と会う場合は特にご注意を。)
○可能なら電話やオンラインで済ませてください。
○混雑する場所、換気の悪い場所は極力避けてください。 - ご自宅等も含め、会食の際には次のことをお願いします。
○同窓会や親族の集まりなど、普段会わない方との会食は控えてください。
○同居のご家族以外で行う飲酒を伴う5人以上の会食については、感染対策の徹底が困難な場合には実施を控えてください。
○できるだけ黙食とし、会話をする際にはマスクを着用してください。
○「信州の安心なお店」認証店の利用を推奨します。 - 信州への帰省及び県外への訪問は、控えるようお願いします。
- 出張等での来訪者、旅行者の方は、上記1、2及び「信州版 新たな旅のすヽめ」を守るようお願いします。
事業者の皆様へのお願い
1、2は特措法第24条第9項
- 商業施設・観光施設など、不特定多数の方を受け入れる施設の管理者は、状況に応じ入場制限等を実施してください。
○入場者数の制限(人と人との距離を概ね2メートル程度確保)
○施設内での物理的距離の確保
○十分な換気
○客が手を触れられる箇所の定期的な消毒
○客の健康状態の聞き取り、入口での検温 - イベントの開催は慎重に検討してください。
○感染リスクを低下させる対策が困難な場合は、延期や中止を検討してください。 - 観光関係者は地域で連携して感染防止対策に取り組んでください。
- 在宅勤務・テレワークの推進をお願いします。
- 職場の感染対策を改めて点検・徹底してください。
労働局が作成した「職場における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためのチェックリスト」で点検してください。 - 感染リスクが高い場所(食堂、寮など)での行動等について、従業員への注意喚起をお願いします。
県が実施する対策
- 陽性者を早期に発見し、感染拡大を防ぐため、
○積極的疫学調査によるPCR検査等を広範に実施します。
○感染状況に応じた集中的な検査を検討します。 - 県の公共施設について、感染対策の徹底や休止等の措置を検討するとともに、市町村に対しても同様の検討を行うよう協力を要請します。
- 県機関においては、在宅勤務・テレワークや勤務時間の割振り等により、執務室内での従事職員数を概ね5割削減します。
- 地域経済を活性化するために該当市町村が行う事業者支援の取組に対し交付金を支出します。
佐久圏域の一部市町及び上田圏域の感染警戒レベルを5に引き上げ「新型コロナウイルス特別警報Ⅱ」を発出します(PDF:2,012KB)