現状・基本認識
- 3月上旬以降増加が続いた全国の新規陽性者数は、5月中旬をピークとして減少が続き、直近1週間(6月11日~17日、公表日ベース)では人口10万人当たり8.63人となっている。
- 本県における3月中旬以降の新規陽性者数の増加は、4月中旬と5月下旬の二度のピークを経て減少に転じ、その後も減少傾向が続いたことから、6月8日には「医療警報」を解除した。直近1週間(6月11日~17日)の人口10万人当たり新規陽性者数は1.66人となっている。
- 第4波においては、従来株からアルファ株への急速な置き換わりが進み、全国的に概ね置き換わったものと推定されている。また、感染力の強さが指摘されているデルタ株については、国内での報告数が増加しつつあり、今後の感染拡大が懸念されている。
- 対策を実施しながら、県民生活を守り、感染防止対策と社会経済活動を両立させる取組を鋭意進めていかなければならない。
6つの重点対策
- 第4波の収束と感染の再拡大防止に向けた的確な対策を実施すること
- 変異株の脅威から県民を守るため、改めて感染防止対策の徹底を図ること
- 感染の再拡大に備えた医療・検査体制を構築すること
- まん延防止に向け、ワクチン接種を進めること
- 県民の皆様の生活を支え、経済の再生を図ること
- 誹謗中傷等を抑止し県民の絆を守ること