一酸化炭素中毒を防ぎましょう

一酸化炭素(CO)は無色・無臭の気体で、空気とほぼ同じ重さ(比重)のため、その存在を感
知しにくい気体ですが、非常に強い毒性があります。
一酸化炭素は、血液中のヘモグロビンと結合しやすいため、一酸化炭素を体内に吸入すると
体内への酸素供給が妨げられ、一酸化炭素中毒(CO中毒)を発症します。
CO中毒の症状としては、軽度では頭痛・吐き気・めまい等がありますが、対応が遅れると、
四肢の⾃由が利かなくなることもあり、死亡災害や重大な脳機能障害が残ることもあります。
⻑野県内においては、令和2年に1名、令和3年では10月末日現在で5名の労働者がCO中
毒に被災しています。労働者の命と健康を守るため、CO中毒の防止に取り組みましょう。

長野労働局リーフレット 一酸化炭素中毒を防ごう