全圏域に「新型コロナウイルス注意報」を発出します

感染の状況等

新規陽性者数は首都圏を中心に顕著な増加となっており、その他の多くの地域でも増加しています。

本県の新規陽性者数も増加傾向で、県外往来歴のある方の感染が多数確認されているほか、帰省された方の感染やワクチン接種完了後14日以上経ってから陽性反応が出た「ブレークスルー感染」の事例も確認されており、直近1週間(7月20日~26日)の新規陽性者数は76人、人口10万人当たりで3.70人となっています。10圏域中7圏域が感染警戒レベル2相当以上となるなど、全圏域において感染の状況に注意が必要な状態です。

このため、全圏域の感染警戒レベルを2に引き上げ(既にレベル2以上である圏域を除く)、「新型コロナウイルス注意報」を発出します。

県民の皆様へのお願い

これまでも、8月22日までを「感染対策強化期間」とし、感染対策の徹底や帰省に際しての慎重な検討などをお願いしているところですが、最近の感染事例を踏まえ、特に次の点について全圏域で対策の徹底をお願いします。

感染拡大地域への訪問は自粛を

他の都道府県への訪問は、訪問先の感染状況を踏まえて慎重に検討してください。特に、感染拡大地域への訪問はできるだけ控えてください。

この時期の帰省は慎重に

県外からの帰省をお考えの方は、お住まいの都道府県から出されている都道府県間の移動の自粛等の呼びかけを踏まえ、ご家族と相談して慎重に検討してください。また、帰省される場合は、帰省前2週間は大人数の会食等感染リスクが高い行動を控えてください。

ワクチン接種後も感染予防対策を

高い効果のあるワクチンですが、接種が完了していても感染する可能性があるとともに、ご自身は症状がなくても他の方に感染させてしまう可能性がありますので、接種後も基本的な感染予防対策を継続してください。

体調悪化時は速やかに相談を

ご自身の健康と周りの人を守るため、体調に異変を感じた場合は、外出せず、速やかに医療機関に相談してください。

全圏域に「新型コロナウイルス注意報」を発出します(PDF:1,867KB)