地域事務局長野産環境では毎年、エコアクション21の認証・登録をしていただいている事業者様向けにフォローアップセミナーを毎年、開催しています。今年は11月7日に松本市のあがたの森文化会館に於いて10年継続事業者への感謝状・記念品贈呈式と合わせて開催しました。審査員や事務局役職員も合わせると80名が参加しました。
〇10年継続事業者への感謝状・記念品贈呈式
今年度の10年継続事業者は以下のとおりです。一言で10年と言いますが、担当者様らの大変な努力のたまものでしょう。素晴らしい!!
認証・登録10年継続被表彰事業者一覧
岡谷熱処理工業㈱ ㈱千曲ライト ㈱丸一パッケージ 中部日本電子㈱ 共和アスコン㈱ ㈱サイトー (有)ヤマカ資源回収 ㈱前田鉄工所 甲信商事㈱ コスモス工業㈱ ㈱カワベ工業 九州興業㈱ コムパックシステム㈱ ㈱小宮山土木 信和建設㈱ ㈱草深製作所 ㈱芳沢スクリーン ㈱ニューパック ㈱ダイワ (有)ひかり機器 アルプス運輸建設㈱
各事業者の代表の方々に当協会の登内会長より、感謝状と記念品が手渡された後、10年継続事業者を代表して、平成29年度環境コミュニケーション大賞「環境活動レポート部門」大賞(環境大臣賞)を受賞した共和アスコン株式会社の金原常務より、10年間の取組についてお話しいただきました。事業所や部門ごとにデータ を取り、活動結果と合わせて分析した上で、改善策を実行していることや車内でエコ標語・川柳を募集して優秀作品には賞を出すなど、いろいろな仕掛けをしていることが良く解りました。
〇フォローアップセミナー 講師:宇野審査員
2017年版ガイドラインへの対応方法や環境経営レポート、審査書類の作成のポイントについて話がありました。宇野講師が一番、強調していたのは「審査員は事業者と共に考える仲間・同士である。」とういうことです。どうしても審査員と受審事業者は「私、足りないところや間違っていることを指摘する人 vs 言われたとおりに修正、追加する人」と向かい合うかたちになってしまいます。仲間・同士はそうでなくて、「同じ方向を向いて、助け合いながら進んでいく。」という意味でしょう。終了後に回収したアンケートには「宇野講師の言葉で安心しました。」の声が多く見られました。そういったかたちを実現するには事業者より審査員の考え方の切り替えがカギになるかもしれません。
ガイドライン2017年版への対応について詳しく知りたい方はこちら