食品・建設ガイドライン改訂説明会開催

食品関連事業者向け及び建設業向けのガイドラインが昨年改訂になり、その改訂説明会が2月26日(松本会場:食品、建設)と3月7日(佐久会場:建設)で開催されました。多くの方にご参加をいただきまして、有難うございました。(写真は松本会場の建設です。)

一番の改訂ポイントは「代表者が決定した課題とチャンス」をどのようにエコアクション21の活動に取り入れていくかです。「すごく難しい。」と感じるかも知れませんが、心配することはありません。「自分たちにとって今、一番大事なこと」に取り組めば良いんです。多くのところではもうすでに取り組んでいるかも知れません。

もし、今、人手不足に悩んでいるなら、「どうしたら、新しい人に来ていただいて、定着していただけるか。」を考えれば良いのです。「え? 環境に関係ないって?」 そんなことはありません。今は給料より、残業があまりない。とか 土日が休める。 というようなことがけっこう重要視されているようです。これを実現するには業務の改善が必要です。業務の改善が進めば仕事あたりの電力や燃料の使用量、廃棄物の排出量などの環境の成績も良くなるはずです。

食品と建設のガイドラインが適用になる事業者は2019年の10月1日の審査申込から2017年版での審査を受けることができます。最初の1年間(2019年10月1日から2020年9月30日)は2009年版と2017年版のどちらでも受審可能です。事業者にとって最初の2017年版での審査は移行審査と呼ばれ、2017年版で新たに加わった部分はできていなくても次の審査までに対応していただければ良いとのことです。どこをどうすれ良いかは審査員が詳しく説明することなっています。最初から2017年版で受けて、足りない部分は一年かけてやるが良いですね。