審査員や地域事務局職員も継続的改善が必須!

2019年1月31日

 長野県内のエコアクション21審査員やコンサルティングに携わる方々(アドバイザー)、地域事務局長野産環協、一部山梨県内の審査員、さらには長野県の環境エネルギー課の担当者も参加して、3か月に一度、エコアクション21の審査の内容を向上させることやエコアクション21の普及を目的として、研修会を開催しています。

もともとは地域事務局判定委員会の結果の共有や審査員、アドバイザーの情報交換を目的として「長野県エコアクション21審査人・アドバイザー連絡会」として、エコアクション21の第3者認証・登録制度のスタート時に発足しました。その後10数年を経て、「今後は単なる情報交換より、お互いの力量アップにもっと力を入れるべき」という考えのもとに「信州EA21研修会」と名称を昨年、変えました。

直近では1月26日(土)の午後、長野市で開催されました。今回は長野県内の審査員に建設業の出身者が少ないということで、新潟県のベテラン審査員の岡崎様の「現場審査のポイント(建設業)」を聞きました。岡崎審査員は建設業で長い間働いた後、審査員になられた方なので、豊富な知識と経験をお持ちです。今回の研修で岡崎審査員の強調されたのは「建設業は何と言っても現場」ということです。エコアクション21の活動を経営に活かすという視点で次のようなことを教えていただきました。

〇現場ごとの目標設定は必須。

〇公共工事の「工事評価書」には創意工夫、地域貢献といった項目があるので、これらの点数を上げることを考える。

〇工事現場を管理職がパトロールをしているので、これを監査(評価の機会)ととらえることができる。

会のメンバーからは多くの質問が出され、とても貴重な時間となりました。この研修会の様子はこれからもこのブログでお知らせしていきたいです。