3月3日(水)経済産業省は、電気温水機器(家庭用ヒートポンプ給湯器)の新たな省エネ基準に関する報告書を取りまとめた旨、ニュースリリースしました。概要は、次の通りです。詳しくは、経済産業省ホームページをご覧ください。
資源エネルギー庁に設置されている省エネ基準に関する審議会(注1)において電気温水機器(家庭用ヒートポンプ給湯器)の新たな省エネ基準に関する報告書を取りまとめました。
電気温水機器(家庭用ヒートポンプ給湯器)の新たな省エネ基準の概要
- 目標年度:2025年度(令和7年度)
- 対象機器:電気温水機器(CO2を冷媒とする家庭用ヒートポンプ給湯機)
- 基準エネルギー消費効率(省エネ基準):以下の表のとおり
区分名 | 想定世帯 | 貯湯缶数 | 貯湯容量 | 仕様 | 目標基準値 |
---|---|---|---|---|---|
A | 少人数 | ー | ― | 一般地 | 3.0 |
B | 寒冷地 | 2.7 | |||
C | 標準 | 一缶 | 320L未満 | 一般地 | 3.1 |
D | 寒冷地 | 2.7 | |||
E | 320L以上 550L未満 |
一般地 | 3.5 | ||
F | 寒冷地 | 2.9 | |||
G | 550L以上 | 一般地 | 3.2 | ||
H | 寒冷地 | 2.7 | |||
I | 多缶 | ― | 一般地 | 3.0 | |
J | 寒冷地 | 2.7 |
※現行の基準年度(2017年度)の実績値と比較し、約5%のエネルギー消費効率の改善を見込む。