[省エネ情報ー経済産業省報道発表資料から]資源エネルギー庁に設置されている建材トップランナー制度に関する審議会で、サッシ及び複層ガラスの新たな省エネ基準を取りまとめました

経済産業省は、3月10日(木)、資源エネルギー庁に設置されている建材トップランナー制度に関する審議会(注1)において、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律(昭和54年法律第49号)」に基づくサッシ及び複層ガラスの建材トップランナー制度の新たな目標基準値等についての審議を令和3年6月から行い、本日取りまとめた旨、報道発表しました。報道発表の概要は次の通りです。詳しくは、経済産業省ホームページをご覧ください。

(サッシ及び複層ガラスの建材トップランナー制度の新たな目標基準値の概要)

対象範囲 主に戸建・低層共同住宅等に用いられるサッシ及び複層ガラス

目標年度 2030年度

区分

  1. サッシ 開閉形式(引き違い/縦すべり出し/横すべり出し/FIX/上げ下げ)別に5区分

  2. 複層ガラス 1区分

目標基準値

サッシ及び複層ガラスの次期目標基準値及び現行目標基準値からの改善率(注3)は以下のとおり(注4)。

(注1)総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会 省エネルギー小委員会 建築材料等判断基準ワーキンググループ

(注2)2030年に窓に求められる断熱性能は2.08(W/(m2・K))。

(注3)サッシの現行目標基準値と次期目標基準値は、想定している標準ガラスの性能値が異なるため、性能改善率はサッシのみによるものではない。また、新制度では代表サイズでの計算となっている。

(注4)サッシ及び複層ガラスの次期目標基準値は、2030年に窓に求められる断熱性能をベースに算出。