環境省は、10月22日(火)、優先評価化学物質「エチル=水素=スルファート」のリスク評価に必要な情報が不足していることから、当該物質に関する有害性情報の提供を広く募集している旨、本依頼は、経済産業省及び厚生労働省でも行っている旨、これらに関する情報を有している場合、令和6年11月22日(金)までにその情報を提供いただきたい旨、報道発表しました。内容は、次の通り。
■令和6年1月に開催された3省合同審議会※において、優先評価化学物質「エチル=水素=スルファート」(通し番号244)の取消及び評価単位の見直しに関する審議が行われ、CAS登録番号等による新たな評価単位でスクリーニング評価を実施するため、「エチル=水素=スルファート」に該当する物質について、性状に関する情報及び有害性情報の提供の御協力をお願いすることとなりました。これらに関する情報を有しておられましたら、令和6年11月22日(金)までにその情報を御提供いただきますよう、お願い申し上げます。(なお、情報提供の依頼は、経済産業省及び厚生労働省でも行っております。)
※令和5年度第9回薬事・食品衛生審議会薬事分科会化学物質安全対策部会化学物質調査会、令和5年度化学物質審議会第3回安全対策部会、第241回中央環境審議会環境保健部会化学物質審査小委員会
■御提供いただいた情報を活用した新たな評価単位におけるスクリーニング評価により、優先評価化学物質であることが適当であるとされた物質については、令和7年度初頭頃に優先評価化学物質に指定し、それ以外の物質については、一般化学物質とすることを予定しております。
詳細につきましては、以下のURLをご参照ください。
https://www.env.go.jp/page_01572.html