70歳まで働ける企業推進プロジェクト
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3.「従業員の適性と会社のニーズをマッチさせた人材活用」
                    C社(岡山県

 『C社』(従業員数1,465人)は、明治33年に創業し、昭和24年に株式会社として設立し、現在岡山県において36のスーパーマーケットを中心に事業を展開し、地域に根ざしたサービスを提供している。
 65歳以上の従業員は8名が社員(薬剤師等の専門職)として在籍しており、そのほかアルバイトとして約60名が勤務している。
 定年年齢は65歳であり、それ以降はアルバイトとして雇用することとなる。定年前の業務を引き継ぐことが多いが、販売部門の従業員は生鮮加工部門で従事する場合が多く、顧客管理や管理部門経験者は「ナイトマネージャー」を担当する場合が多い。「ナイトマネージャー」とは、店長が営業時間中にいつでもいるわけにはいかないため、夕方から深夜の時間帯に店長の代理を務める者である。店舗の運営についてある程度の責任を持つため、経験と能力が必要である。アルバイトという身分ではあるが、処遇も他のアルバイトとは異なり、時給も高めの設定となっている。
 「『パート社員』と『60歳以上の従業員』なしに営業は考えられず、会社経営は成立し得ない。」と人事部長は話している。

 

 
 
 
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