小沼箒

明治初年からほうきの生産が行われていました。

豪雪地帯である飯山市では、冬期間の副業として盛んになりました。

昭和20年(1945年)代から30年(1955年)代に最盛期となり、ひと冬に3万本以上を生産していました。しかし、住宅様式の変化や電化製品の普及により、生産量は著しく減少しました。

現在は、平成30年(2018年)に発足した「小沼ぼうきを守る会」が小沼ほうき振興会と名称変更して、積極的に生産と販売を進めています。

スキー場のリフトや旅館などで愛用されているとともに、学校の授業でも取り入れられ、地域ぐるみで生産と販売を進めていきます。

2020/06/02