塩の道ちょうじや館内ご案内

 母屋の入口上にある見事な梁組や客人を招いた広い座敷の他、塩を売った帳場、
母屋二階には「千国街道」(塩の道)に関する資料や当時使用された古民具等が展示されています。
 江戸から明治にかけて建てられた蔵(文庫蔵・漬物蔵・塩蔵)のうち、「塩蔵」には、
保管した塩からにじみ出る「にがり」を溜める「にがりだめ」の仕組みが当時のまま残っており、
大変貴重です。
 平成の流鏑馬会館は、大町の夏祭り「若一王子神社」例祭で行われる子ども流鏑馬の衣装や
資料も展示されています。
※館内ご見学の所要時間は通常約30分です。
※団体のお客様は、ご希望により館内のガイド(無料)も可能です。
(人数等、詳しくはお問合せ下さい)
※小学生の学習の場(塩の道の歴史、昔の道具について)としても最適な施設です。

◇入館料   大人500円   小中学生250円  未就児学無料
※団体料金(20名以上) 大人450円 小中学生200円

◇開館時間  5月〜10月   9時〜17時( 最終入館16時30分まで )
                  11月〜4月   9時〜16時30分( 最終入館16時まで )
                  1月〜2月     9時〜16時( 最終入館15時30分まで )

◇休館日      5月〜10月 毎月第3・4水曜日
                  11月〜4月  毎週水曜日と年末年始

◇無料駐車場 大型バス4台 乗用車7台
(すぐ近くに無料市営駐車場もございます)

◇お問い合せ 塩の道ちょうじや
  〒398-0002  長野県大町市八日町2572
  TEL:0261-22-4018  FAX:0261-23-5575
  mail:shionomichi2572@gmail.com


<平林家住宅>
 母屋は明治23(1890)年、文庫蔵は安政6(1859)年、漬物蔵・塩蔵は明治2(1872)年の建築。
 大町は、糸魚川から松本まで塩や海産物が運ばれた「千国街道」(塩の道)において
宿場町・大町宿として栄えました。
 その大町宿において江戸時代に松本藩から塩問屋を任せられたのが平林家です。
 当時の当主は、大町の有力者である「大町年寄十人衆」に数えられ明治以後は醤油・味噌等の
醸造業を営んでいました。

  平成29年10月27日付で、塩の道ちょうじや(平林家住宅 主屋、文庫蔵・塩蔵・漬物蔵)が、
文部科学省の国登録有形文化財に正式に登録されました。
主屋は、塩問屋時代の設計を基に再建され、式台玄関や座敷棟を備えた上層階級町家の典型で、
防火壁「うだつ」など大町で初めて防火対策を施した土蔵造町家。
 間口7間の土蔵造り2階建て。
 旧開智学校(松本市)の建設に携わった大工棟梁の立石清重が建設に携わった事が
証明されています。
 土蔵は、江戸時代後期に建築、安政6(1858)年に改修、明治2(1869)年に増築されました。
 文庫蔵は中心に9寸角の棟持柱を立て、内壁を縦板張りとした堅牢な蔵。
 増築された塩蔵・漬物蔵が一体となった土蔵になっています。

 国登録文化財建造物は、大町市では初めてとなります。