昔のことを知ろう!! 塩の道Q&A


塩の道って何?
    自動車などがない時代に、塩や海で獲れる食べものを山国に運ぶために使われた道。
山国からは海の近くへ山の幸や木材や鉱物なども運ばれました。
塩の道って一つだけしかないの?
    全国にあります。新潟県と長野県を結ぶ千国街道(ちくにかいどう)は有名な道の一つで、糸魚川街道、松本街道とも呼ばれています。
新潟県糸魚川から長野県大町市を経て松本市、塩尻市につながっています。
自動車がないのに物をどうやって運んだの?
    牛や馬などが活躍したほか、人が荷物を背負って歩く「歩荷(ぼっか)」という仕事がありました。

宿場町って何?
    自動車がない時代にに長い道のりを移動するのは大変で、道沿いには泊まるところがありました。その宿を中心にお店などが集まった町のこと。 大町市は千国街道の中央にあって、大切な宿場でした。
「塩の道ちょうじや」はどんなお店だったの?
    海から運んできた塩や、その塩を使った味噌や醤油を売っていました。
明治22年に大きな火事があり、翌年の明治23年に造られた建物が今の「塩の道ちょうじや」。 昔の暮らしがわかる、貴重な建物です。

昔はどんな道具を使ったの?
  •  その昔、塩の道を歩いた人たちが使った道具が大町市の「塩の道ちょうじや」に保存されています。 田んぼでとれる「わら」や山から切り出す木などを上手に使った品の一部を紹介しますね。
  • わらじ
    草鞋(わらじ)
    わらで編んだ「ぞうり」。これを履いて山道や街道を歩いた。 雪の時は、わらじの上に雪よけとして「すっぺんじょ」と言われるわらじを重ねて履いた。

  • まぐつ
    馬沓(まぐつ)
    昔は蹄鉄なかった為、蹄を守ったり、滑ったりしないように、馬や牛にも草鞋をはかせた。写真は馬用。

  • にずんぼう
    にずんぼう
    歩くときに使った杖。また重い荷物を背負ったまま座って休むと、立つ時に大変なので、この棒をお尻につけて、つっかえ棒のように使用し、立ったまま休憩した。

  • しょいこ
    背負子(しょいこ)
    荷物を運ぶ人、「歩荷(ボッカ)」が背負う道具。ここに14〜16貫 (約60s)の塩を入れたカマスや 海産物を背負って歩いた。

  • はばき
    はばき 靴の中に雪が入らないように足首周りに巻いて使用された。今でいうとスパッツ。

  • かます
    叺(かます)
    わらで編んだ袋のこと。塩などを入れた。

  • みの
    蓑(みの)
    雨や雪よけに背中に羽織った。わらで作るが、上には水をはじく科の木(しなのき)を使った。現代で言うカッパ。