横倉桐下駄

栄村は冬期間の積雪が3メートル以上にもなる豪雪地帯であり、多雪地特有の良質な北越桐の生産地として全国に知られています。雪国の厳しい風土の中で育つ桐は軽くて硬く、下駄やタンス板の材料として優れています。
明治後期から生産が始まったと言われており、丹念な手作りによる桐下駄は、素足にしっくりと馴染む独特の履き心地があり、和服など日本の伝統的な生活には欠かせぬものとして、今も多くの人々に愛用されています。

2017/05/02