軽井沢彫

1888(明治21)年、宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーが軽井沢で初めて別荘を建て、続いて多くの外国人宣教師・外交官が別荘を持つようになり、家具の需要が急増しました。1908(明治41)年には、2軒の彫刻家具を製造・販売する店が開業しました。
当初は日光彫の職人を招いて、外国人別荘用の彫刻家具の製造を始め、その後日本の象徴である桜彫を取り入れ、満開の桜と周辺の星打ちの独創的なデザインが好評を得て、日本人にも広く受け入れられるようになりました。
テーブル、イス、タンス、食器棚、サイドボード、鏡台、ベッドなどの洋家具を中心に発展してきており、伝統工芸技術と家具のデザイン性向上に注力し、新しい取組にも挑戦し続けています。

2017/05/02