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雇用の状況をみると、全産業では「不足」が7.3%、「適正」が59.3%、「一部の部門で過剰」が28.0%、「全般的に過剰」が5.3%となっている。過去の調査と比べると、「不足」(2002年2月:6.8%→2001年2月:12.6%→2002年2月:7.3%)、「適正」(同:50.3%→同:62.1%→同:59.3%)が縮小に転じている。一方、「過剰計(「一部の部門で過剰」と「全般的に過剰」の合計。以下では、『過剰』と言う)」は拡大に転じている(同:42.9%→同:25.2%→同:33.3%)。 |
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設備の状況をみると、全産業では「不足」が11.7%、「適正」が64.6%、「一部の部門で過剰」が18.3%、「全般的に過剰」が5.4%となっている。過去の調査と比べると、「不足」が縮小に転じている(2000年2月:11.5%→2001年2月:16.2%→2002年2月:11.7%)。一方、「過剰計(「一部の部門で過剰」と「全般的に過剰」の合計。以下では、『過剰』と言う)」はやや拡大している(同:28.5%→同:21.5%→同:23.7%)。「適正」は緩やかな拡大が続いている(同:60.0%→同:62.3%→同:64.6%)。 |
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借入金の状況をみると、全産業では「低位」が6.4%、「適正」が47.8%、「過大」が45.8%となっている。過去の調査と比べると、「低位」には著変がない(2000年2月:5.9%→2001年2月:4.9%→2002年2月:6.4%)。こうした中で、「過大」はやや縮小している(同:48.1%→同:51.0%→同:45.8%)。一方、「適正」はやや拡大している(同:46.1%→同:44.1%→同:47.8%)。 |
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雇用・設備の過剰感は景気後退の影響もありやや拡大。借入金の過大感は依然強い。 |