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安心カーライフのために

ここでは安心・安全・お得なカーライフに役立つ知識・情報を発信していきます。

融雪剤は速やかに濯ぐ

路面凍結防止のために塩化カルシウム(塩カル)が高速道路はいうに及ばず市街地でも融雪剤として多量に使用されます。
塩カルは吸湿性が高く、水を吸湿した状態(水溶液の状態)での凝固点が低くなります。また水に溶ける際に発熱するので周囲の氷雪を溶かして吸湿していきます。雪道が凍結しないのはありがたいわけですが、塩カルに含まれる塩化物イオン(Cl-)が金属を錆びさせます。
錆が進行してボディが劣化すると部品交換や修理だけでは済まなくなりますし、下取り価格も状態に応じ下落してしまいますから、融雪剤を撒く雪国ではアタマが痛いところです。
防錆処理が進化しているのでボディ自体は以前ほど錆びなくなっていますが、マフラーなどパイプ類の接合部やボルト&ナット、ブレーキは特に錆びやすいので、融雪剤が撒かれた道を走行した後には、特に車体下部を水で洗い流す必要があります。
信州のように車が日常の足となっている場合は、毎日洗車するのは現実的ではありませんが、折をみて洗車場の高圧洗浄ガンで水を吹きつけ塩カルを洗い流したいものです。
なお冬が来る前に錆びやすい部分をコーティングしておくと、後々大きな差が出ます。防錆コーティングに関しては組合加盟各店にご相談ください。

オイル交換の頻度

エンジンオイルはエンジン内の金属同士の摩擦を軽減します。しかし高熱や微細な金属粉、経年による酸化などによって劣化し、潤滑油としての機能が果たせなくなります。
エンジンオイルが劣化すると深刻なトラブルのもとになりますから長く乗り続けたい車の場合は特に注意したいわけです。
エンジンオイルの交換時期はエンジンの種類や使用状況によって違います。例えば街乗り中心に頻繁な加減速を繰り返して走る1000kmと、一定速度で1000km走るのでは同じ1000kmでもオイルへの負荷が街乗りの方がきついわけです。高速道路では時速100km出ていてもエンジン回転が高いわけではありません。逆に街中では時速40km出ていなくてもエンジン回転数が高くなりがちです。
一般的には3000km~5000km走行ごとに換えるのが望ましいといわれてきましたが、最近では取扱説明書に「1万5000kmまたは1年で交換」となっている車もあります。取扱説明書の記載を前提に、車の使用状況を考えて交換しましょう。少し古い車の場合は、早め早めのオイル交換が良いでしょう。

エンジンオイルの種類

エンジンオイルのグレードは缶に記載されている10W-30とか5W-40の表示で確認します。ハイフンの前が寒冷時の性能で5Wや0Wのように数字が小さくなって行くほど粘性が低いサラサラとしたオイルでより低温に耐えます(Wは「Winter」のことです)。低温時にオイルが硬化するとエンジンが始動しづらい上に、オイルが暖まる前に機械的なダメージを与えることもあります。
ハイフン後の30や40といった数値は高温の耐性で、こちらは数字が大きくなるほど高温に耐えるオイルとなります。エンジンが高温になりやすい高性能車はこの数値が高いオイルが指定されます。
取扱説明書の指定よりも低グレードのオイルを使用するのはもちろん避けなければなりませんが、高グレードなら良いというわけでもありません。必要もない高グレードオイルを使っても性能そのものがアップするわけではないのに、価格だけは高くなって無駄なのです。
極寒時の奥志賀へスキーに行くというなら、低温側の耐性を高めるのもありですね。
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