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安心カーライフのために・その2

ここでは安心・安全・お得なカーライフに役立つ知識・情報を発信していきます。

視界のチューンナップ

車が発明されて以来、基本的に変わっていない装置がワイパーです。もちろん間欠や雨感知といった機能や素材は格段に進化していますが、基本的にゴムのヘラでガラス上の水滴をぬぐうという仕組みは同じです。
ゴムの部分は消耗品で寿命は約2年といわれ、経年変化による硬化でガラス面との密着力が弱まるので水滴の払拭力も弱くなります。ビビリ音が出始めたら交換が必要です。またガラス面に貼り付いたワイパーを力任せにはがすとゴムが傷むので注意しなければなりません。
さらにゴムをガラスに密着させるワイパーブレードも長年使用すると歪みが生じて、押さえつける力が弱まるため、こちらも折をみて交換する必要があります。
飛行中の飛行機はワイパーを使用していません。これは風圧でブレードが浮き上がってしまいワイパーが効かないのと、同時に水滴がはじき飛ばされるので必要ないのです。また高々度空域は雲の上になり常に快晴ということもありますが、飛行機はガラスに撥水コーティングをすることで水滴のはじきを良くしています。
撥水コーティングは自動車にも応用され、現在では時速40km程度のスピードがあれば、それなりの視界が確保できます。前の車が巻き上げる細かな泥ハネがフロントガラスに降り注ぐ冬の道路でも効果が期待できます。

タイヤの交換時期

スリップサイン▲スリップサインの高さはすべての
タイヤで1.6mm
タイヤの溝は濡れた路面での排水性を高めて、タイヤの接地能力を維持します。適正な溝が無くなり排水性が低くなったタイヤは、濡れた路面でタイヤが浮く「ハイドロプレーニング」現象が低速でも生じるようになり、ブレーキが効かない状態に陥り大変危険です。
すべてのタイヤ側面には▲の刻印が表示してあります。▲の箇所の接地面には溝にスリップサインと呼ばれる山があり、接地面とこの山が面一となると溝の深さが1.6mm以下になって法定基準を下回り道路走行ができません。タイヤはスリップサインが現れる前に交換をしなければなりません。
スタッドレスタイヤの場合は夏用タイヤに比べてタイヤの摩耗が激しいのですが、摩耗以外に接地面のゴムの硬化を気にする必要があります。スタッドレスタイヤは柔らかな接地面で雪をつかむイメージなのですが、寒冷時にも柔らかな状態を保つように特殊な合成ゴムでできています。このため通常のゴムに比べて劣化も著しく硬化すると雪面をつかめなくなります。
日進月歩の技術開発により新しいスタッドレスタイヤほど性能が高く、特に制動性能が高く安心感が違います。走行距離にもよりますが タイヤは安全運転の決定的な要素なので、できるだけ余裕を持って早め早めに交換したいものです。
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