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月刊中小企業レポート
更新日:2006/03/30

特集 まちの再生を考えるシンポジウム

~コンパクトシティーと改正まちづくり三法の方向性~

 長野県商店街振興組合連合会は、平成18年2月9日、松本市のMウイングにおいて長野県中小企業団体中央会の支援のもと長野県、長野県内19市、関係団体の後援をいただき「まちの再生を考えるシンポジウム」を開催。中心市街地を再生させ「都市機能全般の市街地集約とにぎわいの創造」を一体的に取り組むため「まちの理念」の確立を行うために県内の商業者をはじめ自治体関係者の多くの方々にご参加をいただきました。「まちづくり」は国、県、市町村が取り組むのはもちろんですが、すべての人々が認識し理解することが望まれるところであり、中心市街地の再生に向けこの内容についてアピールしていこうとするものです。改正まちづくり三法を担当されている中小企業庁の商業課の保坂課長をはじめ「まちづくり」に携わっておられる日本政策投資銀行の藻谷参事役、青森市新町商店街振興組合の加藤常務理事に基調講演をお願いし、後半は中小機構登録タウンマネージャーの服部年明氏をコーディネーターにパネルディスカッションを行いました。

「まちの再生を考えるシンポジウム」を開催して

長野県商店街振興組合連合会
理事長 加 藤 光 久


理事長 加 藤 光 久 「まちの再生を考えるシンポジウム」の開催にあたり長野県中小企業団体中央会をはじめ長野県、県内各市と関係団体のご後援をいただき開催できたことを御礼申し上げます。
このシンポジウムの開催は中心市街地が直面している諸問題と将来のまちづくりの商店街からの提案として企画されたものです。私達はまちや商店街が健全で元気でなくてはならないと考えています。しかし現実には人口減少、少子高齢化、コミュニティー機能の低下、地方財政、なにをとっても不安なことだらけです。そんな時だからこそ私達は将来への確かな方向性を見いだしておかねばなりません。
中心市街地が都市機能の集約された場所として整備され、まちの「タウンセンター」として「元気で活力に満ち快適に暮らし価値ある時を共に過ごせる場所」にすべく私達は努力してゆこうと考えています。
「まちの再生を考えるシンポジウム」が私達の考えるまちのあり方にご理解いただけるものであったと考えていますが、私達商店街は今後もまちの担い手として貢献すべく一層の努力を続けてまいります。
今回ご講演いただきました講師の先生方、パネルディスカッションでお話いただきましたコーディネーター、パネラーの皆様方には大変有意義なご示唆をいただき有り難うございました。
まちの再生を考えるとき、私達商店街や、そこに暮らすものだけでは実現できない多くの課題が山積しております。今回の成果は要望として関係する皆様方にお伝えいたしましたが、今後とも一層のご理解とお力添えをお願いいたします。

コンパクトシティーと改正まちづくり三法の方向性
人口減少時代における日本の将来
コンパクトシティ構想によるまちづくり
パネルディスカッション

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