特集　2004年版中小企業白書の概要

多様性が織りなす中小企業の無限の可能性　第1回

　2004年版中小企業白書が発表されました。
　中川昭一経済産業相は4月27日の閣議において「2004年版中小企業白書」を提出し、了承を得ました。同白書は、中小企業基本法に基づいて、政府が毎年中小企業の動向を分析し国会に提出しているもので、本年度版が41回目となります。
　2004年度版の白書は2部構成をとり、第1部では「平成十五年度の中小企業の景気動向」として、厳しい中小企業の経済環境と各地域の動向を分析しています。
　第2部では「多様性が織りなす中小企業の無限の可能性」として、経済社会の発展・多様性のシーズとなる中小企業、グローバリゼーションと中小企業等を分析しています。
　本誌では、「2004年版中小企業白書」の第2部から抜粋したポイントを紹介し、今月号と来月号の2回にわたって「2004年版中小企業白書」をレポートいたします。

●技術革新を生み出す中小企業
●柔軟な就業形態としてライフスタイルの多様化をもたらす中小企業
●地域の実情にあったサービス、雇用を生み出す地域貢献型事業（ｺﾐｭﾆﾃｨ・ﾋﾞｼﾞﾈｽ）