テクノハート坂城協同組合 紹介
理事長挨拶
新しいテクノロジーの波を世界へ、未来へ坂城から発信して参ります。
テクノハート坂城協同組合
理事長 佐藤 洋子
21世紀に入ってからは、これまで私達の経験した事のない経済状況の激変に見舞われ、今日、世界的規模のイノベーション(改革・革新)の必要性が叫ばれております。私達は、この変化する世界経済の中で生き残りをかけ、先見、先手、先行を常に念頭において行動しなければなりません。
それでは、坂城町についてご紹介をしたいと思います。
坂城町は戦後の急速な経済発展と相まって、いち早く「工業の町」坂城として県下に知られるようになりました。これも町全体がこれまでの農業・畜産中心から工業へと転換を求めていた事と、町の行政が企業誘致に熱心であったことが相乗効果となり、工業が次の工業を生み、次第に産業の裾野が広がりをみせ、開拓者魂と事業意欲を持った地元の創始者が一代で今日の基礎を固め、一方、疎開企業がこの地域に定着したことも大きな要因といえます。発足当初から業種・形態の違う企業間の交流を深め、協力体制を築く中で、異分野の技術を相互に交換しあい、技術者の交流をすすめることによって、共同研究・開発により新分野への拡大を図るなど、初期の目的を達して参りました。今日経済のグローバル化が進み、新興工業国の台頭による競争の激化、更には生産の海外シフトの加速、環境問題への取組み等多くの課題を迅速に対応する事が急務となっております。企業を取り巻く経営環境の変化が厳しい中、それぞれの企業がその特異の技術を高め、維持・継続していく事が私達の使命であります。今、この坂城からアンテナをより長く伸ばし世界の情報技術をいち早く受信し、新しいテクノロジーの波として世界へ、未来へ発信して参ります。それには時代に即応した意識改革を持ち、情報を正しく理解し決断・実行していく事が求められます。これからも組合員・企業の皆様の情報交換の場として、地域社会発展と向上に貢献したいと念願しております。
ものづくりの町 坂城と技術者魂(テクノハート)
特色ある工業集積の地位を築き上げてきた本町の工業は、浅間テクノポリス構想のなかでも産業機能、産業教育、研修機能を分担し、坂城テクノセンターを中核として、工業技術の高度化、人材育成等の各種事業を通じて町内企業の活性化に大きな役割を果たしています。テクノさかき工業団地内に誕生した「テクノさかき駅」、勤労者総合福祉センターの活動を中心にして、勤労者福祉の向上を目指しながら「ものづくりのまち」にふさわしいテクノラウンドを推進しております。
坂城町は、工業集積地域として、また技術の町として、全国的に注目を集めています。しかし、近年の技術の高度化、情報の多様化、グローバル化など様々な社会変化が当地域の産業に影響を与えています。このような時代に当地域が更に発展し、新しいモノづくりを行うため、町と地域内企業が協力しあい、財団法人を設立し、創造的人材の育成、技術開発の支援、企業間交流、情報提供などを行うため平成5年11月に竣工した坂城テクノセンターを拠点として、企業の支援機関として活動を行っております。
組合概要
設立年 | 1992年(平成4年)3月31日 |
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出資金額 | 330万円 |
理事長 | 佐藤洋子 |
組合員数 | 80社 |
所在地 | 〒389-0603 長野県埴科郡坂城町大字南条4861-35 |
連絡先 | TEL 0268-82-0010 / FAX 0268-82-0002 E-Mail:technoheart@alps.or.jp |
事業内容 |
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