協同組合ながのリサイクルテクノ
組合概要

目的
 エレクトロニクスは多彩な製品やサービスを生み、人間の生活を豊かにしました。
 一方でその製造過程においては部品の小型化、ファイン化、さらには高密度、高集積化が進み加工技術は表面処理技術や薄膜技術の利用が多くなり、それに伴って有害な化学物質(未利用資源)が多数産出されるようになってきました。
 このような状況下、我々はこれらのニーズに応えるニュービジネスへの挑戦として、異業種の組合員が経営資源を持ち寄ることにより、未利用資源の回収技術や、環境にやさしい技術の研究・開発・販売を主なる事業目的として協同組合ながのリサイクルテクノを設立しました。

事業
1. 研究開発 エッチング廃液等の長寿命化及びリサイクル技術の開発
DERシステムの改良
活性水等の応用研究
2. 研究会 公開の研究会を開催し、広く技術交換を図る
3. 協同販売 開発した装置、未利用資源の販売
活性水

沿革
平成7年8月 長野県中小企業団体中央会の指導により、第1回融合化組合集中指導事業をうけ、以後3回の指導を仰いだ
平成8年5月 協同組合 ながのリサイクルテクノ を設立する
平成8年7月 長野県研究開発事業計画に係る認定を受ける
平成9年〜
  平成11年
平成9年度〜平成11年度融合化開発促進関連技術事業費補助金を受けて、エッチング廃液リサイクル装置の開発を行う
平成13年4月 活性水の検討とその応用について研究開始
平成14年6月 活性水製造装置「プレッスイ」の販売開始

構成員
理事長 荒井亮治 信光工業株式会社 電気めっき業
理事 三木 孟 港南機工有限会社 機械設計業
長沢克司 有限会社環境設備サービス 化学機械装置製造業
中村純一 中村技術史事務所 経営コンサルタント
毛呂三千男 株式会社北誠 電気配線工事業
林 広道 株式会社みすず工業 産業廃棄物収集運搬
産業廃棄物処理業
福原 初 大栄開発株式会社 道路貨物運送業
外部協力者 荒井和雄 長野経営開発研究所所長 中小企業診断士
経営士
山崎龍一 元神奈川県産業技術総合研究所部長
武井たつ子 信州大学工学部教授

融合化開発促進関連事業費補助事業
−−銅・42アロイエッチング廃液リサイクル装置の開発−−
開発経過
 エッチング廃液リサイクル装置の開発を目的として、平成8年より回収技術の開発・実用化・需要開拓を行ってきました。
 塩化第二鉄エッチング廃液・塩化銅エッチング廃液のリサイクル装置は、開発の最終段階にあります。