• 未分類 06.03.2013 No Comments

    2月15日に当支部恒例の新春講演会・会員懇談会を開催しました。

    本年は、地域振興に造詣の深い㈱日本総合研究所 調査部 主席研究員  藻 谷 浩 介 氏 をお迎えし、 「『デフレの正体』その後と中小企業の生き残り戦略」 をテーマにご講演をいただき、ご来賓をはじめ大勢の会員組合・組合員の方に聴講いただきました。

    藻谷先生は、世界各国に対する日本の国際収支の推移や長野市近郊の小売業の売上げについて説明し、これからの日本・各地域の産業の活路については価格競争よりも品質重視の高付加価値商品・サービスを売ることで生き残れると力説。そして日本・長野市・須坂市・千曲市・東京23区の人口・小売商業の売場面積と販売額のバブル期以降の推移について、売場面積の増加に対して販売額が減少している事、全体的に現役世代減少と高齢者増加傾向は深刻なペースで推移していると説明し、デフレの背景には高齢富裕層が貯蓄に所得を費やし実物消費をしないことが要因としてあり、現状では物価はあがりようがないと問題提示しました。対処策としては人口が減るペースを少しでも弱める事、若い世代の所得を増やし、女性就労を促進する事、外国人観光客の受入れを目指す事が急務であり、企業は経営技術、マーケティングの改善により商品単価=付加価値を上げ、高齢者をターゲットにした販売戦略をすすめるべきであると提言しました。

    また、日本は米国など多くの国に対して貿易黒字が続いているが、フランスとイタリアに対してはワインを大量に輸入しているため貿易収支が赤字で推移している事から、品質の高いワインは、大量生産が出来ないため高い値段で販売できると説明。長野の食べ物は美味しいのに、販売するとなるとせっかくの地域資源を活かし切れていない。これからは他県にない食材を活かし長野でしか作らない加工食品など高く売れる商品を開発し地域ブランド確立により成功を目指してほしいと提言しました。

    新春講演会終了後、商工行政機関等ご来賓と長野支部会員との懇談会を行いました。

 

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