江戸期には信濃国浄土宗五か寺(西念寺・松本春了寺松代大英寺・伊那来仰寺・諏訪貞松院)の宗派頭で、本尊の阿弥陀如来は平安末期定朝様式の作といわれ永禄6年(1563)修復の墨書銘があり県宝に指定されている。 永年三年(706)火災で焼失。同七年再建されているが鐘楼、楼門はじめ堂塔が整っており、特に数多くの円柱により建てられた楼門は珍しい。