歴史
岩村田の祇園社は1398年愛知県津島神社よりお迎えしたと言われています。と言うことは600年の歴史があるんです。600年前と言うと室町時代。岩村田は当時大井の庄と言われていましたが、当時蔓延した伝染病を鎮めるためだとも伝えられています。600年の歴史を物語る祭りの儀式・伝説も数多くあります。

岩村田祇園祭の名物は何と言っても「暴れみこし」。今はおとなしくなりなしたが、30年くらい前までは、お店の内に突っ込んだり、けんかをしたりで大変な騒ぎでした。今では、荒っぽい担ぎ方に昔の名残りを留めています。

岩村田祇園祭のもう一つの名物は「お水渡し」。子供みこしのフィナーレとして、昭和40年頃までは、みこしを担いだまま湯川の中に入る行事がありましたが、川の汚染がひどくなり、現在の歩行者天国内で消防のホースによる「水かけ」になっています。子供みこしは総数100基。壮観です。

 岩村田祇園社は若宮神社内にあり、祇園祭にご神体をみこしに乗せ荒宿にある里宮(お旅所)へ町内を一巡しながら向い一晩地域住民の参拝を受け、翌日本社に帰るという行事です。この本みこしの他、大人みこし3基女みこし1基が出ます。商店街も大売出し、露天も荒宿に100店以上出店します。