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諏訪ファン増やせ!とっておき16の体験・交流を提供 「諏訪温泉泊覧会」
諏訪市、岡谷市、下諏訪町の観光協会などでつくる諏訪観光産業活性会議実行委員会(松坂雄一委員長)は、訪れる人に温泉や食、芸者文化などの観光資源を活用した16の体験交流プログラムを提供する催し、信州諏訪温泉泊覧会(通称・オンパク)「諏訪オンパク『ズーラ』」を11月1日から9日まで開いた。オンパク開催は県内では初めて。 諏訪オンパクは、多彩な体験プログラムを提供して人気を集める大分県別府市の「別府八湯温泉泊覧会」を参考に、信州の諏訪湖周辺を拠点に、自分たちの「まち(ふるさと)」を自慢する方々を通じて、知っているようで知らない諏訪の素顔を発見したり、おとなりの町へおでかけしたり…という、参加した誰もが諏訪の“楽しい・おいしい・気持ちいい”ことを体感し、再発見することができる試み。 オンパクは、従来のような一過性のイベントではなく、各種の体験や交流を通じて“諏訪ファン”を増やし、観光客のリピート化や長期滞在化を図るとともに、地域の資源を見直し、それらを生かした新たなサービスや担い手を生み出すことによる地域活性化を目指している。 来年以降もまちづくり団体などに声を掛け、観光資源を発掘しながらプログラム数も100程度に充実させ、観光客の長期滞在などにつなげたい考えだ。10年開催の諏訪大社御柱祭やJRの大型キャンペーンもにらみ、5年計画で進める予定。
(取材構成:南信事務所)
16の体験プログラム