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月刊中小企業レポート
更新日:2008/07/20

トピックス東西南北

長野県地域発
元気づくり支援金対象を活用して

第四回源泉かけ流し全国温泉サミット in 野沢温泉



【源泉かけ流し全国温泉サミットの背景】

 温泉観光地は、数年前から「温泉偽装問題」等で消費者に対して不信感を与え、消費者は本当の「源泉かけ流し」にこだわるようになった。温泉観光地も「源泉かけ流し」を宣言し、発信することによって明確に消費者の信頼を得たいと考えるようになり、4年前から源泉かけ流し全国温泉サミットが開催されることとなった。
 野沢温泉は、昨年中に野沢温泉旅館ホテル事業協同組合(代表理事森行成)を母体とする野沢温泉源泉かけ流しの会(会長河野徳男)を発足し、今回このサミットを主催することとなった。

【第四回サミットの概要】
 平成20年5月26日(月)、野沢温泉アリーナにて、野沢温泉村長河野幹男氏並びに長野県観光部長久保田篤氏より挨拶を頂きながらサミットを開会、更に「源泉かけ流し温泉の日:5月26日」(極上(5)な風呂(26))を制定し、日本記念日協会代表加瀬清志氏より記念日認定書を授与された。
 サミットでは、全国の5温泉地の事例発表が行われ、札幌国際大学教授松田忠徳氏(温泉学)より「温泉の未来形を探る」と題し基調講演が行われた。
 懇親・交流会においては、北信州の映像を写しながら、地元の女性の皆様により高野辰之氏作詞の日本のふるさとの歌が合唱され、北信州のイメージを全国に発信し、印象深いものであった。
 翌日5月27日は、法政大学大河内教授により「温泉のプリンシパルとは何か?」と題し研究発表があり、その後「温泉と健康と環境と」というテーマでパネルディスカッションが行われた。

【第四回サミットを記念して】
 野沢温泉の源泉を地域資源とした以下の商品を発売しました。
  ・野沢温泉の源泉100%の化粧水の「みゆみすと」
  ・野沢温泉の源泉配合の石鹸「みゆせっけん」
 野沢温泉旅館ホテル事業協同組合の22の旅館でお買い求めできます。
  野沢温泉源泉かけ流しの会:
  野沢温泉旅館ホテル事業協同組合
  http://nozawa.jp/
  TEL0269(85)2056


六斎市復活プロジェクト



〈飯山市本町「六斎市」新装オープン〉

 平成20年6月16日(月)に飯山市本町ぶらり広場内にて、飯山市本町商店街協同組合(代表理事滝澤博信)が「六斎市」新装オープン式典を開催した。初夏を思わすような晴天のもと、広場には組合員や県及び市の職員、さらに地域の住民など約50名が集まった。式典は午後3時より市神社の巫女の言葉より厳粛に始まり、最後は組合・飯山市・県関係者のテープカットで終了した。
 式典終了後は、午後4時から同広場内にて六斎市がオープンした。元気づくり支援金によって設置された木造の風情ある簡易販売ブースに、約20の商店街関係者並びに地元農家等の出店者が野菜や特産品といった商品の販売を行った。販売ブースには200人ほどの多くの買い物客で賑わい、買い物を楽しんでいるようであった。また、採りたての竹の子汁や包丁研ぎの無料サービスまで行われ、午後5時30分に終了した。
 そもそも六斎市は、去年の6月から6の付く日だけテント張りで開催されてきたが、長野県の「地域発元気づくり支援金」事業を活用し、雪の耐久性を重視して特殊な木材を使用した本格的な風情ある木造の販売ブースを製作し、本日のオープン式典に至った。
 六斎市は、飯山市本町ぶらり広場内で原則2日、6日、12日、16日、22日、26日の2と6の日に開かれる。都合のつく時にいつでも出店することができる。

〈六斎市の豆知識〉
 飯山の六斎市は、1711年から本町で「6」の付く日(6日、16日、26日)、上町で「2」の付く日(2日、12日、22日)に開かれ、歴史が深く飯山住民の重要な市として開かれていた。かつては、近村からの農民が野菜や穀物などを持ち寄り、この市にて交易をしていた。また、この市の商売繁盛を祈念して建てられたのが市神社である。

〈六斎市の出店参加について〉
 出店に関しては、300円の手数料を支払い、事前に組合と簡単な出店契約を交わす必要があります。
 詳細と受付は飯山市本町商店街協同組合 六斎市担当「畑宗」へ。
 (TEL0269-62-3108)
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