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月刊中小企業レポート
更新日:2008/04/20

信州の桜見どころ案内

 いよいよ桜の花見シーズン到来です。縦に長い信州では北上していく桜前線を楽しむことができますので、桜の見どころ案内を参考にお出かけしてみてはいかがでしょうか。

北信

臥竜公園 1臥竜公園(須坂市)
桜の名所百選に選ばれた桜の名所です。竜ヶ池のほとりには250本の桜並木が続き、臥竜山を含めて毎年800本の桜が4月20日前後には満開になります。池の水面に降り注ぐ桜吹雪の美しさは見事です。動物園や水族館、遊園地などもあるので家族連れにもぴったり。歩き疲れたらお団子や、じっくり煮込んだおでんなどもおいしいですよ。

東信

上田城跡2上田城跡(上田市)
城下町上田に春の訪れを告げる上田城の桜は全部で800本。ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヒガンザクラなど微妙な色合いの桜が点在しています。お堀の水面に花びらが舞う風情は城跡ならではの風情です。4月の末頃にはお花見の人たちで賑わい、植木市なども開かれます。


長野牧場3長野牧場(佐久市)
佐久市街地の駒場公園に隣接した32万坪の広大な牧場は、日露戦争後に軍馬改良の目的で作られた種馬所でした。当時植えられたソメイヨシノの桜並木は直径1メートルを超える巨木ぞろい。全部で130本近い桜は、さすがに見応えがあります。牧場内にはヤギやウサギもいて、家族連れでのんびり楽しめます。

中信

大黒様のシダレザクラ4大黒様のシダレザクラ(大町市)
大黒町追分の道路沿いに凛と立つシダレザクラは、石造りの大黒天像の隣にあり、市民から「大黒様のシダレザクラ」と親しまれている桜で、推定樹齢150年。大黒天は江戸時代末期の嘉永5年の建立で、その記念樹として植えられたといわれています。均整のとれた美しい姿で道行く人を見守っています。





松本城5松本城(松本市)
背景は北アルプスの雄大な山並み、漆黒の天守閣に映える満開の桜は、荘厳な美しさです。中央公園・本丸庭園・お堀沿いに、樹齢30数年のソメイヨシノを中心にシダレザクラ、ヤエザクラなど約300本の花が順番に咲きます。桜の時期には、夜、ライトアップもされるので夜桜見物も楽しめます。

南信

6アルプス公園(松本市)
松本市民の憩いの公園「アルプス公園」は、苑路沿いに桜並木が続き、家族広場を中心に約800本にも及ぶソメイヨシノの花が咲きます。公園入口には推定樹齢400~500年の「泉小太郎のシダレザクラ」もあります。常念岳を背景に松本平を見下ろす桜は日本画のような美しさ。松本市の保存樹でもあります。ぼんぼりの下、シートを広げる花見客でにぎわいます。
アルプス公園
高遠城址公園7高遠城址公園(伊那市)
長野県の天然記念物にも指定されているコヒガンザクラの純林で、そのあでやかさと規模から天下一の桜といわれる桜の名所です。もともとは江戸時代、桜の馬場という場所で並木になっていたものを移植したのが始まりです。明治維新後に取り壊しが決まった高遠城の跡に、桜を愛する地元の人の手で移植されました。その数は1500本。日本屈指の桜の名所となりました。
地図


信州道楽

『信州道楽』とは、さわやかな「信州」で「道」を「楽」しむという意味です。「道」は、個々人の興味や生き方であるとともに、旅そのものを表し、「楽」しむは、自分の人生や道程と重ね合わせながら、訪れた地に身を置き、五感を癒し心から素直に享受する様子を表します。「道楽」とは、信州の旅の姿そのものを表しています。新しい旅を通して明日の活力を得ていただく、信州ならではの旅のかたちを表現しています。

長野県観光部観光振興課

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