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月刊中小企業レポート
更新日:2008/01/20

新年の抱負

長野県中小企業団体中央会 長野支部長 市川浩一郎
長野県中小企業団体中央会 北信支部理事 高橋 栄司
長野県中小企業団体中央会 上小支部長 岩下 勝美
長野県中小企業団体中央会 佐久支部長 井出 公陽
長野県中小企業団体中央会 松本支部長 唐沢 政彦
長野県中小企業団体中央会 大北支部長 宮澤 吉高
長野県中小企業団体中央会 木曽支部長 重野 信孝
長野県中小企業団体中央会 諏訪支部長 山谷 清廣
長野県中小企業団体中央会 上伊那支部長 山田 益
長野県中小企業団体中央会 下伊那支部長 松下 英一

環境に配慮した企業経営を
市川 浩一郎

不二越機械工業株式会社 代表取締役社長
不二越機械協力者協同組合 代表理事
市川 浩一郎


新年明けましておめでとうございます
 旧年中は長野支部の諸活動に対し皆様の暖かいご支援ご協力を賜り心より御礼申し上げます。
 アメリカ発のサブプライム問題、原油高等々の影響で長野県経済の先行きに不安材料もありますが、新しい年を迎え、少しでも明るく前向きな気持ちで行動したいと思っております。
 今年の夏、北海道で開催される洞爺湖サミットの主要テーマに「環境問題」が取り上げられる様ですが、私共の半導体業界でも、CO2の削減率を考慮した装置の開発、また有害素材の使用制限等々への取り組みが絶対的課題となってまいりました。従来からの高精度化・高能率化への追求に加え、如何に環境に配慮した装置を開発するかにより、企業の競争力を左右する状況となってまいりました。加えて、工場の建設においてもエネルギーの節約を考慮した作業環境であるか等、業種業態・企業規模を問わず本年の重要課題となる事と思っております。 中央会としても今後の事業展開の中で環境問題にも積極的に取り組みながら、企業の活性化、地域経済の発展に寄与する様努めてまいる所存でございます。
 会員企業におかれましては、本年が輝かしい一年となります様願いつつ、長野支部の諸事業の推進に対し、皆様の一層のご支援ご協力を賜ります様お願い申し上げます。

プロフィール
1. 生年月日・出身
昭和15年12月19日生まれ
長野県出身
2. 事業内容
半導体製装置 開発製造販売
各種新素材精密加工
3. 趣味
ゴルフ、音楽鑑賞(Jazz、Hawaiian等)
4. 座右の銘
脚下照顧

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2008年チャレンジの年
高橋 栄司 有限会社春栄堂 代表取締役
長野県中小企業団体中央会北信支部 理事
飯山仏壇事業協同組合 代表理事
高橋 栄司


 新年明けましておめでとうございます。平成20年を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
 昨年は、日本もデフレ経済から脱し堅調な景気回復が報道されましたが、当北信地域では好況感を実感することがないまま、原油高等により景気後退局面を迎えてしまいました。
 当中央会北信支部では、このような厳しい経営環境に直面し、行政機関を交えた中で会員同士が地域について改めて懇談する機会を設けることができました。また、我々飯山仏壇事業協同組合としましては、伝統工芸品としての技術を堅守してきた結果、お陰様で地域団体商標の登録をすることができました。
 北陸新幹線開業が2014年に予定され、改めて中小企業の経営革新の契機としてポジティブに捉えていきたいと考えていますし、一方、国は「地域資源活用プログラム」という地域を意識した中小企業政策を創出しましたが、我々は地域資源としての伝統工芸品の価値をどのように高めていくかが新たな課題と感じることとなり、チャレンジして参りたいと考えています。
 新年を迎え、組合の課題解決のために、自身の経済的な発展のために、また地域経済の発展のために、当支部会員がお互いを理解し合いながら、会員相互の連携が必要と感じています。
 当支部としましても、支部事業を通じて一層努力して参りますので、本年もご支援・ご協力の程お願い申し上げますと共に、皆様方のご繁栄とご健勝を心よりお祈り申し上げます。

プロフィール
1. 生年月日・出身
飯山市出身
2. 事業内容
飯山仏壇製造販売
3. 趣味
社交ダンス・ゴルフ

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新年のご挨拶
岩下 勝美 アート梱包運輸株式会社 代表取締役社長
上小トラック事業協同組合 代表理事
岩下 勝美

 新年明けましておめでとうございます。平成20年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。本年が皆様方にとりまして素晴らしい一年となりますよう、心よりご祈念申し上げます。
 さて、昨年を振り返ってみますと、参議院選挙で民主党の躍進と、自民党惨敗の選挙でありました。又、安倍内閣があのような形で退陣して、福田内閣が誕生しました。食品メーカーの賞味期限改ざんや、食肉偽装など品質に関わる不祥事の多発、化学工場や温泉施設の爆発、ジェットコースターの脱線事故など社会的信頼を揺るがす事件や事故が続発し、企業の安全対策が最も問題視され、更には、年金問題、防衛省問題、インド洋給油問題、原油価格高騰など多くの問題が浮上した年ではなかったでしょうか。
 特に関係の深い輸送業界の一例を挙げますと、原油価格高騰によります主燃料の軽油価格の高騰により厳しい経営環境を強いられ、加えて9種類にも及ぶ自動車関係諸税が重くのし掛かっております。自動車関係諸税の簡素化、軽減は自動車業界やトラック運送業界が長年にわたり求めているもので、特に、消費税との二重課税となっている自動車取得税の廃止や、ガソリン税と消費税のタックス・オン・タックスの解消を強く求めております。中でも、軽油引取税(都道府県税・道路特定財源)がありますが、軽油1リットルに32円10銭の税が掛けられております。昭和50年以前は15円の基本税率でありましたが、昭和51年に暫定税率として4円50銭の上乗せがあり、更に昭和54年に暫定税率として4円80銭の再度の上乗せとなり、更に平成5年に5年間の時限立法で7円80銭の三度の上乗せ分が未だ続いております。基本税率15円と暫定税率17円10銭で、暫定税率が基本税率より高い税負担となっております。原油価格の高騰は各分野でコストを押し上げ食品及び資材の値上がりとなっております。国による思い切った政策出動をお願いせざるを得ない状況であります。
 中央会は言わば異業種交流や連携の実に幅の広い分野の集まりであり、果たす役割は大きいと思います。新しい年を迎え、上小支部会員企業の益々のご隆盛を心からご祈念申し上げますと共に、中央会本部の更なる発展と会員企業に対するご指導ご鞭撻を節にお願い申し上げ、素晴らしい年となれますよう願っております。
 今年も厳しい年と予想されますが心からお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします。

プロフィール
1. 生年月日・出身
昭和18年6月12日生まれ
上田市出身
2. 事業内容
一般貨物自動車運送事業・運送取扱事業・梱包事業・納品代行業・福祉事業サービス・輸出入関連事業・倉庫業
3. 趣味
ゴルフ、読書(歴史小説)
4. 座右の銘
敬天愛人(私心と己の欲を抑え謙虚な心で人の為に尽くす)

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開け行く佐久平
井出 公陽 嶋屋種苗株式会社 代表取締役会長
長野県種苗生産販売協同組合 代表理事
井出 公陽

 明けましておめでとうございます。
 旧年中は、佐久支部の活動にご支援ご協力を賜り心より感謝を申し上げます。
 昨年は新幹線開業十周年を迎えました。世界的なイベントであった長野冬季オリンピック後、全県的に景気が沈滞する中、佐久地方は暫く景気が、持続されたなどと言われましたがこの十年大きく様変わりいたしました。サービス業は佐久平駅周辺に集中して出店された大型店に既存商店街はその影響を受け空き店舗が目立ちました。しかし商店によっては独自性と顧客のニーズを把握し着実にその基礎を固めつつある姿も多く見受けられます。
 「ものづくり産業」に置きましても、持ち前の粘り強さでアイディアを駆使し、オリジナリティーにより大企業にも負けないような企業や、匠の技を高く評価されている企業も多く見受けられます。農業もまた生鮮野菜・花卉・果樹の主産地として天候に左右されながらも県内一大産地の面目を保っております。
 中小企業を取り巻く環境は一向に改善されている訳ではありませんが、厳しい時代に打ち勝つ努力に頭が下がる思いです。昨年金沢の友人が新幹線が延びてくれば「七年後には一時間余で長野まで行ける」と大きな期待感を込めて言っていました。北陸の小京都といわれる金沢を中心に、福井県・富山県と観光に匠の世界にそれぞれ個性豊かに息づいているのを感じ、都会から遠く経済的にも都会の影響が薄い彼等が新幹線の開業に期待するものがいかに大きいかを感じ大変な競争相手が出現するなと感じました。
 新しい年を迎え、高速交通網が完備しつつある佐久地方、この自然豊かで人情味あふれる佐久地方を地域の皆様の英知を結集し、一・二・三次産業が混在し安定・安心して定着出来る地域を作り上げていこうではありませんか。
 本年が皆さまにとって飛躍の年であり、幸多い年でありますよう衷心より祈念申し上げ、新年のご挨拶と致します。

プロフィール
1. 生年月日・出身
昭和11年6月2日生まれ
佐久市臼田出身
2. 事業内容
種苗・農園芸用資材・施設生産・販売
3. 趣味
園芸・土いじり
4. 座右の銘
隋処作主
立処皆真

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新年のごあいさつ
唐沢 政彦 株式会社中信高周波 代表取締役社長
中信企業振興協同組合 専務理事
唐沢 政彦

 新年明けましておめでとうございます。
 2008年の新年を迎え、旧年中は支部の皆様には大変ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
 今年、私は年男でございます。6回目の年男を迎え人生の刻の過ぎる早さを痛切に感じているところです。
 さて、昨年からの原油高を背景に材料費の高騰、アメリカの住宅ローン問題が今年も世界経済に影響を及ぼすことでしょう。景気回復も心配され、内閣府の12月に発表した街角景況感を示す判断指数は8ヶ月連続で低下し、4年半ぶりの低水準となっています。「景気回復の実感は極めて弱くなっている」と下方修正しました。
 原油高を背景に個人消費や企業収益の下振れを懸念する声が多く、その反面オイルマネーが日本企業を潤し、高額製品が売れる中東市場へ自動車や家電製品、プラントのメーカーに還流する構図になりつつあると言われています。
 また、地球温暖化により、本年度より京都議定書の目標がスタートするわけですが、なかなか各国の調整がつかないのが現状です。日本では企業に対して排出量の規制を厳しく数字で報告することが義務付けられ、また、石油製品の値上がりで関連した諸資材の高騰による収益の圧迫を余儀なくされ、これからの経営の見直しを図っていかなければ生き残りが出来ないのが現状ではないでしょうか。このようなときこそ、中央会に大いに期待するところです。
 さて、昨年の11月に仕事と観光を兼ねて、家内と中国に行きました。6回中国国内の飛行機を利用しましたが、一度も時間通りに出発した便はなく、いつも1時間から7時間の遅れがありました。中でも一番驚いたのは自分の乗る便が5時間前にすでに出発してしまっており、3日前にダイヤ変更になったにもかかわらず連絡がなかったことです。
 チベットでは標高3、600メートルの雪道をノーマルタイヤで70キロものスピードで走りスリップして道路から飛び出し、横倒しになって谷に落ちそうになり、生きた心地がしませんでした。交通事情も含め、食品の問題、トイレなど衛生面の問題など、現在の中国の実情を目の当たりにして、北京オリンピック、上海万博はどうなるのでしょうか。いささか心配している次第です。
 そんなことを感じながら今年も、本部および支部の皆様方にご協力を賜りながら、自分の年でもあり頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
 最後に、会員企業の皆様の益々のご発展をご祈念申し上げ、新年のご挨拶と致します。

プロフィール
1. 生年月日・出身
昭和11年4月14日生まれ
東筑摩郡山形村出身
2. 事業内容
金属熱処理、表面処理、ブレージング処理、自動車部品、コンピュータ部品、建設機械、熱交換機、その他機械部品
3. 趣味
海外、国内旅行、ゴルフ
4. 座右の銘
従流志不変
(時代の流れをよく見て、的確に対処する事が大切。立てた志は絶対見失ってはならない。)

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新年のごあいさつ
宮澤 吉高 有限会社宮澤自動車 代表取締役社長
協業組合大町車検センター 代表理事
宮澤 吉高

 新年、明けましておめでとうございます。
 平成20年の初春を迎え、謹んでお慶びを申し上げますとともに皆様のご健勝とご繁栄を心からご祈念いたします。
 さて、先ごろ日銀が公表したレポートでは、今年は実質経済成長率を2・1%と予測し、息の長い景気拡大が続くと展望しております。しかしながら、米国のサブプライムローン問題など世界経済における下降リスクの高まりも指摘されており、明るい見通しの半面、不安要素も含んだ年明けとなりました。
 国内企業の業績では自動車・電機大手の収益が伸び好調を維持する一方で、原油・穀物などの高騰が影響し、苦戦を強いられる業種も多く、企業間の格差が広がりつつあります。
 さて、われわれ事業者は、これからは中小企業ならではの仕事づくりだけではなく、中小企業がもつ社会的な役割を発揮することこそ重要であり、いま国や地方自治体に求められるのは、中小企業が「創造性」を発揮できる条件づくりを進め、人間が大切にされる社会づくりの道を開くことで、新たな進展がなされるといわれております。
 本年は、中央会事務局を通じて会員組合の経営基盤の健全な育成と指導強化を推進するとともに、円滑な事業の継承を促進するため、地域の仲間と社会的な役割をにない、豊かな「創造性」を発揮できる後継者を育成し、来る世代交代の場に対応した環境づくりを重点に微力を傾注したいと考えております。
 本年もよろしくお願い申し上げまして、新年のご挨拶といたします。

プロフィール
1. 生年月日・出身
昭和9年10月8日生まれ
北安曇郡池田町出身
2. 事業内容
自動車販売・整備
3. 趣味
旅行
4. 座右の銘
得意淡然 失意泰然

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新年のご挨拶
重野 信孝 重野エルピーガス株式会社 代表取締役社長
木曽エルピーガス事業協同組合 代表理事
重野 信孝

 新年明けましておめでとうございます。
 年頭にあたり、本年が業界の皆様にとってすばらしい年になりますよう心からご祈念申し上げます。
 昨年を振り返ってみると、木曽地域の経済の動向・金融情勢は、かなり落ち込んでいるように見受けられます。都市と地方の格差、大企業と中小企業と中小零細企業の差がはっきりと現実としてあらわれております。
 最近の木曽郡内の景気動向をみると、人口の減少に歯止めがかからず、過疎化にと追い込まれているのが現状です。中小商店街は、シャッターの下りた店が多くなり、街並みが歯抜けになってしまい、ゴーストタウンに近い町になってしまうのではないかと危機感を感じています。また、木曽の一大産業でもある木材関連企業の低迷、それに木材建築の需要の伸び悩み等、景気回復が一向に見えてきません。加えて、建設及び関連企業も回復の気配も見えず、低迷しており、木曽谷の夜明けも、益々先のようにさえ感じております。
 このような中、一昨年、木曽~伊那を結ぶ「権兵衛トンネル」が開通し二年目を迎え、商工業の経済交流が盛んに行われております。厳しい環境下ではありますが、両地域の観光・産業等幅広い交流を期待し、地域の活性化につなげていきたいと思います。
 今年も大変厳しい年ではないかと思いますが、地域の活性化をめざし努力してまいりたいと思っております。
 本年もよろしくご支援とご指導をお願い申し上げます。

プロフィール
1. 生年月日・出身
昭和14年4月1日生まれ
木曽町出身
2. 事業内容
LPガス販売 水道設備工事
3. 趣味
書画骨董、ゴルフ
4. 座右の銘
忍耐・努力

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新年のご挨拶
山谷 清廣 山谷運輸株式会社 代表取締役社長
諏訪トラック協同組合 代表理事
山谷 清廣

 新年明けましておめでとうございます。
 平成20年の初春を迎え、謹んでお慶びを申し上げますとともに皆様のご健勝とご繁栄を心からご祈念申し上げます。
 昨年は原油の高騰や米国のサブプライムローンの焦げ付きによる余波を受けて日本の景気は二の足を踏んできました。
 我々の運送業界でも原油の高騰の影響を多大に受けながらもその分を運賃へ転嫁することが困難な状況であるとともに、規則緩和による新規参入の増加による競争の激化という難しい経営判断を迫られている現状であります。
 このような中で、昨年は、一昨年までの諏訪支部事業で継続的に行ってきた経営品質向上活動からステップアップを図り「南信経営品質研究会」を立ち上げ、厳しい経済環境下を生き抜くための本格的な経営体質づくりが始まりまして、これから各企業が一層経営品質活動を強化されることを期待いたします。
 また、昨年の組合法改正におきましては多くの組合において、これまでの運営の見直しが行われたと思われます。法改正と厳しい経済環境によりこれまで以上に厳密な組合運営が強いられるときこそ、今までの組合活動だけでなく他組合や企業、大学等の間で異業種交流を含めた連携を行うことが重要であり、中央会としての役割が大きくなると思います。
 中央会諏訪支部として会員組合はもちろん構成員企業の皆様、また諏訪地域の経済発展のために一層、努力して参る所存でございます。
 本年も何卒よろしくお願い申し上げ、新年のご挨拶と致します。

プロフィール
1. 生年月日・出身
昭和9年1月1日生まれ
諏訪市出身
2. 事業内容
一般貨物(特積)自動車運送事業、倉庫業、自動車分解整備事業、一般旅客自動車運送事業、自動車有償貸渡事業
3. 趣味
読書、旅行
4. 座右の銘
初心貫徹

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新年のご挨拶
山田 益 株式会社ティービーエム 代表取締役社長
石川島汎用機械協同組合 代表理事
山田 益

 新年明けましておめでとうございます。年頭にあたり、本年が皆様方にとりまして、より良い年となりますよう心からお祈り申し上げます。
 さて昨年を振り返ってみますと、大変な激動の一年間だったと思います。政治・経済面では、夏の参院選での自民党の大敗北。年金問題を争点にしたのが原因です。あの消費税導入選挙と同じで庶民を甘く見てはだめです。そして安倍政権から福田政権へ。そこで景気も上向くかと思いきや、米国で始まったサブプライムローン問題で起こっている金融機関の大幅損失問題、オイルマネーのダブ付が起こしている原油価格の高騰、ドル安問題など、世界経済は悪い材料ばかりが並びました。一方国内では、食品偽装問題、そして防衛省の事務方トップ夫婦のあきれはてた「たかり」の行状。この事は以前にも大蔵省でもあったはず。これらの事は我々430万社の中小企業は、だまっていてはだめだと思います。本当に納税者をばかにしています。なぜもっと早く手を打てないのでしょうか?最近よく耳にすることは、中小企業支援政策。そこで、今年は大いにこの点を期待して企業経営にあたりたいと思っているところです。ある経済誌の編集後記にのっていた話に納得しています。それはあるNPOの代表者が少年時代に聞いた話「たらいの水」説。「世の中はたらいの水や。自分の方に水をかき集めると脇から水が逃げる。みんなに捧げようとして水を前に出すと脇から入ってくる」ということです。私もこんな思いを心の糧にこの一年を頑張りたいと思います。
 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

プロフィール
1. 生年月日・出身
昭和17年11月7日生まれ
名古屋市出身
2. 事業内容
精密機械部品製造
・各種タービンブレード
・大型産業用バルブ
・航空機器部品 他
3. 趣味
ドライブ、旅行、ゴルフ
4. 座右の銘
誠心誠意

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新年のご挨拶
松下 英一 西屋食品工業有限会社 代表取締役社長
梓観光物産協同組合 代表理事
松下 英一

 新年明けましておめでとうございます。
 年頭にあたり、本年が皆様方にとってすばらしい年になりますよう心から祈念申し上げます。
 景気は相変わらず、中小企業者も消費者もおしなべて厳しさが続いた年であり、格差は広がる一方であります。株式市場においてはアメリカの景気を牽引してきたサブプライムローンの破綻によりアメリカでは大打撃を受けた一方で、日本もまたその余波を受け、日本の経済にもダメージを与えるにいたりました。
 一方国政においては年金問題等により、参議院選での自民党の惨敗、安倍総理から福田総理への政権交代など、政治の世界においても変動の年でありました。わが県においても村井県政も2年目となり、まさに土壌づくりも終わり、これからが本当の意味での村井県政の始まりであるのではないかと感じるところであり、我々中小零細企業の振興のための政策を期待したいところであります。
 当観光土産業界においては、昨年は相次ぐ食品会社の偽装問題により、消費者の食の安全に対する目もより厳しくなってきております。そんな中で、今一度、お客様の視点による、お客様が安心でき、そして満足できる企画、商品開発による「旅の思い出」を提供し続けていくため、頑張っていきたいと思います。
 今年も大変厳しい年になることは間違いないと思われますが、南信地域の新しい展望を開き、また、中小企業経営者として自信を取り戻すために、会員各位並びに中央会のご支援のもと、鋭意努力していく所存であります。
 本年もよろしくお願い申し上げて、新年のご挨拶とさせていただきます。

プロフィール
1. 生年月日・出身
昭和13年6月16日生まれ
飯田市出身
2. 事業内容
漬物製造
3. 趣味
音楽鑑賞
4. 座右の銘
気息を整える
邂逅
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