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月刊中小企業レポート
更新日:2006/07/30 |
トピックス東西南北
リフォームフェア in 大北を開催!!
長野県板金工業組合は、平成18年5月27日(土)に大町市文化会館において「リフォームフェアin大北」を開催しました。
長野県板金工業組合は、屋根工事、壁工事、雨樋工事など建築板金のプロ職人の組合です。毎年、5月の通常総会の開催に合わせて工具メーカーや材料メーカーの協力により、組合員のための展示即売会を実施してきました。建築会社の下請けを脱し、リフォーム工事などを通じてユーザーから直接仕事を受注したいとの思いが募り、今回のフェアとなりました。
昭和48年全国の同業組合に先駆けて、組合員が施工した屋根工事の「責任施工保証制度」を確立し5年間の保証を実施しました。これは、組合が定めた標準施工図に従って屋根工事を行い、所定の検査に合格した場合に保証書を発行するもので、「長野県板方式」といわれています。その後、平成12年4月に保証期間を10年間に延長して充実を図り、更に平成18年4月よりリフォーム工事も保証対象に追加しました。今回のフェアはこの改正記念でもありました。
当日は、テープカットに続いて、大町流鏑太鼓の華麗な響きで幕を開けました。銅板を使った「表札作り」は親子の参加が目立つ人気コーナーになりました。同じく銅板を使った「折り鶴教室」では職人技を目の当たりにし、感嘆の声が上がるほどでした。組合は、「屋根から耐震」のキャッチフレーズのもと、高級鋼板「ファインスチール」の普及に努めています。そこで、今回はメーカーの協賛を得てファインスチールのコーナーを設けて普及に努めました。
記念講演は、冬季五輪ノルディック複合の金メダリスト荻原健司氏の「夢に向かって挑戦」。荻原氏にとって、大北地域は第2の故郷といっても過言ではありません。熱い想いをお聞きすることができました。フェアの参加者数は一般が約100人、組合関係者が229人でした。
フェアを総括して、水沢理事長は「初めての試みだったので一般の参加者数は予想を若干下回った。建築板金業界だけで、リフォームを訴えるのは限界があった。しかし第一歩を踏み出すことができたので、今後は他の業界と共催するなどして、一層一般ユーザーに浸透したい。」と述べられました。
長野県板金工業組合の概要
組合事務所 |
〒380-0954 長野市安茂里犀北団地8102-2
TEL 026-227-7187
FAX 026-228-5945
http://naganokenban.jp/ |
設立 |
昭和41年2月5日 |
代表理事 |
水沢仁亮 |
組合員数 |
480名 |
事業内容 |
(1)共同受注事業
(2)屋根工事の責任施工保証事業
(3)労働保険事務組合業務
(4)教育情報事業 |
(取材構成 連携支援部情報課)
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