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月刊中小企業レポート
更新日:2006/03/30

新設組合紹介

協同組合いいやま故郷庵
佐久砕石販売事業協同組合
協同組合開楽会
中信精密事業協同組合
穂高国際交流促進事業協同組合
あずみ野直販企業組合
ウッド・ブリッジ事業協同組合
日亜技術経済交流協同組合
南信州森林事業協同組合


協同組合いいやま故郷庵

●住所 飯山市大字静間622番地

宮本 務さん
代表理事
宮本 務

 過疎化・少子高齢化の影響を受け、この地域の農業をはじめとする各種産業は低迷を続けています。地域の基幹産業である「農」と安心・安全な食べ物を求める世の中の流れの「食」を中心にすえ、地域内の異業種が連携をとることにより新しい地域内産業の可能性を求めていきたいと考えています。

【設立の趣旨と経緯】

 飯山市の地域産業のうち「観光業」はスキー客の減少、「建設業」は官公需・民需の低迷により衰退傾向にある中で、地域内の異業種により「農業」を中心とした「食農分野」の研究の取り組みが進められていた。農産物の生産(1次産業)、食品加工(2次産業)、販売・情報・観光(3次産業)までの総合産業(「6次産業」=1次産業×2次産業×3次産業)を構築するための地域コミュニティ事業として構築することが目的であるが、具現化するためには主体となる組織が必要となってきた。組織化の研究をする中、事業の推進主体として協同組合を設立し、具体的な事業を実現するための研究開発と担い手としての人材づくりを行うこととなった。

【主な事業】

1. 農産物の生産、食品加工、販売・情報・観光までの総合産業(6次産業)を構築するための「食農分野」のコミュニティ事業の研究開発
2. 組合員の取り扱う農産物、食品加工品等の共同販売
3. 教育情報事業
4. 福利厚生事業

【組織概要】

1. 地区 飯山市の区域
2. 組合員数   6名
3. 出資総額   600,000円

佐久砕石販売事業協同組合

●住所 佐久市布施324番地4

小林 正夫さん
代表理事
小林 正夫

 個々の自助努力だけでは対応の難しい時代を迎えています。各社のもつノウハウを相互に活かしながら、地域社会の要請にきめ細かく応え、地産地消の見地からも良質な砕石製品を安定供給できるよう努力したいと思います。

【設立の趣旨と経緯】

 公共事業の削減及び低価格入札の影響を受けて、資材を供給する砕石業者も納入価格の引き下げ要請が絶えない状況にあります。
 そこで営業並びに品質検査部門を共同化して組合員の経営の合理化、効率化を推進し経営の安定に寄与すべく組合を設立しました。

【主な事業】

1. 砕石製品等の共同販売
2. 砕石類の共同検査

【組織概要】

1. 地区 佐久市、小諸市、南佐久郡佐久穂町及び川上村の区域
2. 組合員数   8社
3. 出資総額   2,400,000円

協同組合開楽会

●住所 北佐久郡立科町大字芦田2521番地1

代表理事 長岡 義明

開発した介護用女神シャワー(特許出願中)
開発した介護用
女神シャワー
(特許出願中)

 特色のある異業種4社で研究開発事業をより充実し、地域特性を活かした新たな商品開発にも挑戦し、地域社会に貢献できる「立科ブランド」確立に向けて関係団体、企業等との連携も図っていきたいと思っています。

【設立の趣旨と経緯】

 6年余りに亘り異業種の企業が連携して介護分野に係わる新製品の開発に取り組み、展示会にも出展しながら特許出願にまで至っている。今後さらに販路を持つ企業等とのネットワークの構築や資金調達などの環境も整えながら、付加価値を高めてニーズに合った商品を提供し組合員の新分野進出を通じて、経営の安定に寄与することを目的として協同組合を設立しました。

【主な事業】

1. 地域資源等を活かした新商品若しくは新技術の研究開発又は需要の開拓

【組織概要】

1. 地区 北佐久郡立科町の区域
2. 組合員数   4社
3. 出資総額   1,000,000円

中信精密事業協同組合

●住所 長野県安曇野市明科大字中川手6812番地

上條 和さん
代表理事
上條 和

 当組合は、中信地区の企業を対象に外国人研修生の受入事業を主として平成17年3月に設立いたしました。
 組合員企業の活性化を図り、地域経済の発展に寄与してまいりたいと考えております。

【設立の趣旨と経緯】

 中小の製造業者が技術や情報などの交流を図りながら、それぞれの組合員が保有する経営資源を融合し、共同購買事業、新製品開発事業等を行うことにより組合員企業の経営体質改善強化、国際貢献及び経済的地位向上を目的に設立しました。

【主な事業】

1. 組合員の取り扱う資材・燃料等の共同購買
2. 組合員の取り扱う製品及び製造技術等の共同宣伝
3. 組合員のためにする新規商品開発
4. 組合員のためにする外国人研修生受入事業
5. 教育情報事業
6. 福利厚生事業

【組織概要】

1. 組合員数 5名
2. 出資総額   100万円


穂高国際交流促進事業協同組合

●住所 長野県安曇野市穂高北穂高2711番地2

望月 皎さん
代表理事
望月 皎

 当組合の設立目的は、自社のグループ会社に外国人研修生を紹介するために設立しました。
安曇野市穂高に組合事務所を置きました。
異業種組合ですから、今後の展開としてはいろいろな事業ができると思います。可能な限り知恵と努力は出しおしみなく、組合の発展に協力をいたします。
アイデア等がありましたならば、声をかけていただければ、相談に出ていきたいと思います。

【設立の趣旨と経緯】

 中小企業が大企業と比べ大きく劣る点は保有する経営資源(資金力・技術力・人材等)にあり、それを補う手段として中小企業者の連携による協力体制の構築が有効である。コスト改善・人材育成及び確保・共同研究開発・情報の共有化等を目的に設立を考え、以後研究を重ね設立しました。

【主な事業】

1. 組合員の取り扱う燃料・事務用品等の共同購買又は斡旋事業
2. 組合員のためにする外国人研修生受入事業
3. 教育情報事業
4. 組合員のためにする新規事業分野進出のための研究事業
5. 福利厚生事業

【組織概要】

1. 組合員数 5名
2. 出資総額   100万円
3. 地区   長野県安曇野市穂高の区域


あずみ野直販企業組合

●住所 長野県安曇野市三郷温1957番地

代表理事 鳥羽 武

生産者の鳥羽さんと育てた自然薯
生産者の鳥羽さんと
育てた自然薯

 安曇野地区で収穫された農産物の産地直送販売を中心に、自然薯栽培に取り組むなどした特産品の開発、乙女リンゴ大福など新商品の企画・製造など安曇野から全国に向けて食文化を発信していきたいとがんばっています。

【設立の趣旨と経緯】

 これまでの農業は栽培・収穫し、販売は農協に依存していたが、消費者の嗜好変化に対応し安全、食味を大切に付加価値の高い商品を供給しなければ経営が成り立たなくなってくる。
 そうした中、安曇野市の特産品として自然薯栽培に取り組み、自家製の農産物を自らが加工・販売し、安全性と栄養価、味の良さを認められ、自ら販売先を開拓してきた個人が、中小企業等協同組合法に基づく、企業組合を組織し、法人化により対外的な信用を得ると共に、地域の良質な農産物・加工品の販売へと事業を拡大し、地域の活性化、やりがいと収入の確保を目指して設立しました。

【主な事業】

1. 農産物の加工、販売及び受託販売
2. 前号の事業に附帯する事業

【組織概要】

1. 組合員数 4名
2. 出資総額   40万円

ウッド・ブリッジ事業協同組合

●住所 岡谷市田中町二丁目8番5号

濱 一平さん
代表理事
濱 一平

 私たちの住む日本(郷土)は、緑豊かで森のあふれる所です。ところがいま、森の恵みの代表的である木材は経済コストが最優先され、諸外国より集められて国内流通しています。
 その為日本の木材自給率は大きく下がり、18%程度です。自給率の低下は森の荒廃、それに関わる地域産業の衰退、住まいに関する木の文化の後退を押し進めています。私たちは、郷土の伝統文化産業としてあった地域の山の木材、身近な森の恵みを有効に活用する「山元から建築まで」のシステムを再構築しようと考えています。

【設立の趣旨と経緯】

 私たちは平成15年秋より地元間伐材を利用した、山と里を繋ぐ建物造りを実践する為に保育園の計画に取り組みました。施主・保護者さんたちに地元材活用の大切さを理解してもらい、2年半をかけて岡谷市内に地元材70%活用した園舎を完成しました。
 この経験を生かし、木材の地産地消を更に幅広く押し進めるため事業協同組合を設立しました。

【主な事業】

1. 地元並びに県内産の原木、製材品の共同販売
2. 地元並びに県内産の原木、製材品の共同購買
3. 木材利用の創意工夫と実践
4. 教育情報事業
5. 組合員の福利厚生事業

【組織概要】

1. 組合員数 6名
2. 出資総額   150万円
3. 地区   長野県岡谷市及び諏訪郡の区域

 

日亜技術経済交流協同組合

●住所 長野県諏訪市上川三丁目2260番地1

丸山 一英さん
代表理事
丸山 一英

 日亜技術経済交流協同組合は諏訪圏内の中小企業を取り巻く環境が大きく変化していく中で、中国及び近隣アジアとの間で積極的な事業展開を計画している中小製造業を組合員として設立されました。
 組合員間のみならず、各企業等の活性化を図り、優れた技術の開発や新分野への事業展開と異業種中小企業の事業協同組合としての組織力を持って効率的な支援をするための諸活動を行ってまいります。

【設立の趣旨と経緯】

 中央会諏訪支部企業連携部会研究会・交流会をきっかけとして、17年度から新連携をキーワードとした支援施策利用や研究を含めた異業種連携の組織化を当該組合の発起人代表を中心に進めてきた。その様な中で、異業種連携、海外進出・交流支援事業、研修生受入事業とそれに伴う関連事業を行うために組織化が必要との結論に達したため、組合を設立しました。

【主な事業】

1. 組合員のためにする連携(企業間及び産学官連携)及び海外進出・交流の支援に関する調査研究
2. 組合員に対する事業資金の貸付け(手形の割引を含む。)及び組合員のためにするその借入れ
3. 組合員のためにする事務機・事務用品等の共同購買
4. 組合員のためにする外国人研修生、技能実習生の共同受入
5. 組合員及び組合員の従業員のためにする中小企業関係各種共済制度に関する代理所業務
6. 教育情報事業
7. 福利厚生事業

【組織概要】

1. 組合員数 21名
2. 出資総額   175万円
3. 地区   長野県諏訪市、茅野市、岡谷市、諏訪郡、松本市、上伊那郡の区域


南信州森林事業協同組合

●住所 長野県飯田市下久堅下虎岩430番地

近藤 雅昭さん
代表理事
近藤 雅昭

 地球環境問題への国民の意識の高揚や森林づくりへの県の積極的なバックアップを背景に、森林づくりに主体的に参加する機動的なプロ集団として組合を設立しました。
 山を元気にするためには、間伐が必要であり、さらに間伐材を搬出し利用することが課題です。そのために高性能機械を組合で導入し、作業の合理化を図って行きたいと考えています。

【設立の趣旨と経緯】

 長野県は平成16年10月「長野県ふるさとの森林づくり条例」を制定し、それに基づき「森林づくり指針」を策定した。この指針の期待に応えるため、飯田・下伊那地域の素材生産業者が集まり、平成17年2月頃から林業のプロ集団としての組織化を具体的に検討し始めた。
 また、森林づくりを支える林業従事者の減少、高齢化、収益性の低下など厳しい環境にあり、これを解決するためにも、従来からの仕事内容の見直し、大幅な合理化・効率化などを推し進めなければならないとの共通認識を得た。そして、個々事業者では不可能であっても組織化し結束すれば道が開けると確信し、設立しました。

【主な事業】

1. 組合員のためにする森林整備事業等の共同受注
2. 組合員の取り扱う原木の共同販売
3. 組合員のためにする資材等の共同購入
4. 組合員の事業に必要とする機械器具類の貸与
5. 教育情報事業
6. 前号の事業のほか、組合員の福利厚生事業

【組織概要】

1. 組合員数 11名
2. 出資総額   110万円
3. 地区   長野県飯田市、下伊那郡の区域
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