II. 調査結果の概要

２． 常用労働者の雇用状況

(2) 常用労働者の年齢構成（表12・13・14）

　集計対象常用労働者23,143人（男性16,071人、女性7,072人）の年齢別構成をみると「45～54才」が25.6％、「35～44才」21.2％、「25～34才」23.6％とこの3つの階層で7割を占め、「55才以上」は20.9％となっている。　
　規模別では、規模が小さくなるに従い「55才以上」の高齢層比率が高くなっている。
　男女別では、男性が「45～54才」25.1％、「25～34才」24.5％、「35～44才」22.1％と3つの階層に集中しているのに対し、女性は「45～54才」の26.7％、「35～44才」19.1％、「25～34才」21.5％とM字カーブの構成となっている。
　60歳以上の高齢者の雇用比率を業種別にみると、「小売業」の15.2％、「木材」の14.6％で高く、規模別では、「1～9人」21.4％、「10～29人」11.5％、「30～99人」8.3％、「100～300人」4.9％と規模が小さくなるほど高齢者の雇用比率が高い。