トピックス東西南北
自然のなかで、ゆったり過ごす。
「生涯湯福の里」鹿教湯温泉
その昔、鹿に化身した文殊菩薩が、信仰の厚い猟師に山里に湧くいで湯を教えたと伝えられ鹿が教えた湯、「鹿教湯」と書いて「かけゆ」と読みます。信州の山あい深い、伝説と神秘ないで湯です。
鹿教湯温泉は古くから温泉の良質な効能により、湯治場として発展し、現在も滞在型の温泉地として、温泉旅館、病院、地域住民が一体となって、長期滞在のお客様が安心して宿泊できる環境づくりを目指しています。温泉街では、リハビリに訪れた車椅子の人や老夫婦など高齢者がゆったりとまちを散策できるよう、「人にやさしい温泉地」を実践し、名所・旧跡21ヵ所を結ぶ遊歩道「21番名所めぐり」の散策コースも楽しめます。 |

内村川にかかる趣きのある屋根付の橋が五台橋です。現世と神の世界を結ぶ橋として知られています。春の芽ぶき、秋の紅葉の風景は一幅の絵のようです。 |

46段の石段を登り、夫婦杉の間を通り抜けると文殊堂があります。県宝に指定され、中でも天井絵に描かれた龍が見事です。まるで生きているような姿に、夜になると川へ水を飲みに抜け出ていったとの言い伝えもあります。その折に切られたという首の傷跡が残され、一層の真実味が伝わってきます。 |

五台橋のたもとには、美しい四季を楽しめる文殊の湯があります。良質の温泉は今から800年前より変わらぬ、こんこんと涌き出る豊富な温泉です。文殊の湯へ下る湯坂には、病気全快の感謝の札が多数かざられ、回復の願いこめて、この坂を一歩一歩足をはこび、温泉で心も身体も治ゆした歴史を感じさせます。 |
取材構成 東信事務所
取材協力 鹿教湯温泉旅館協同組合 |
|
鹿教湯温泉には31軒の旅館があります。
昔から変わらぬお湯のぬくもりに、ささやかなおもてなしの心を添えて、皆様のおこしを心よりお待ち申し上げております。どうぞお出掛けください。
 |
↑画像をクリックすると拡大します |
|
|