II. 調査結果の概要

6．常用労働者の雇用状況

（2）常用労働者の年齢構成

　集計対象常用労働者18,649人（男性13,494人、女性5,155人）の年齢別構成をみると「45～54才」が26.1％、「35～44才」20.4％とこの2つの階層で半数近くを占め、「55才以上」は19.6％となっている。
　規模別では、規模が小さくなるに従い「55才以上」の高齢層比率が高くなっている。
　男女別では、男性が「45～54才」25.2％、「25～34才」25.2％、「35～44才」22.1％と三つの階層に集中しているのに対し、女性は「45～54才」の28.5％、「35～44才」15.7％、「25～34才」22.9％とＭ字カーブの構成となっている。
　業種別に60歳以上の高齢者の雇用をみると、「木材」の17.3％、「繊維・同製品」の13.21％で高く、「機械器具」3.8％、「卸売業」「サービス」6.5％と低くなっている。
　規模別には、「1～9人」17.1％、「100～300人」3.6％と規模が小さくなるほど高齢者の雇用比率が高い。