開会にあたって 主催者あいさつ(庄村専務)
本日はご多用のなかお運びをいただきましてありがとうございます。
ご案内のように、たいへん厳しい経済状況が打ち続くなか、長野県内の中小企業にもさまざまな影響が及び、地域社会全体としての深刻な課題となっている面も少なくありません。一方、そうした中でも、たいへん活力のある取り組みや事業展開を図っている企業も見受けられます。そこで本日は、長野大学の京谷先生にご尽力を賜りながら、出席者の皆さまの忌憚のないご意見、あるいは地域社会や中小企業に対するご提言などを頂戴し、今後への展望を開いていく手がかりにしていければと考えております。
どうぞご自由にご発言をいただきまして、実りある座談の場とさせていただければ幸いです。
なお本日の座談会の流れと枠組みは、前半を「2002年長野県経済を振り返る」と題して、また後半は「不況脱出のための企業経営の取り組みとは」というテーマのもとに進めてまいります。
まず京谷先生より、長野県経済の全体状況について、取りまとめと論点の提示をしていただき、談義を進めてまいりたいと存じます。
それでは、京谷先生、お願いいたします。 |