トピックス東西南北 野沢温泉村の魅力 |
野沢温泉旅館ホテル事業協同組合の理事長の森行成さんは、『知られざるは、「無」に等しい』という理念の基、野沢温泉にある「本物の商品」を磨き、それらをインターネットや、マスコミ等でその良さを宣伝し続けてきた。 例えば、43本ある源泉は自然湧出で、湯量も豊富なので各旅館の温泉は、掛け流しである事や、温泉街の情緒を味わって頂くため、組合で「浴衣の似合う温泉街」づくりを提案し、お客様に「おしゃれ浴衣」を貸し出している。更には、宿泊されたお客様には、その後の繋がりも大切にするために、野沢菜の種を配って野沢温泉を懐かしんで頂くようにしている。 このように、時代に流されることなく、常に「本物」を追い求めてきた所為もあり、各旅館への組合の送客事業は、年々その実績を上げている。 また、今年の秋には、「ブナ原生林と秋の紅葉トレッキング」や「紅葉バス」、「夕焼けバス」等が組合によって提案され、今後野沢の目玉になりつつある。 この様に野沢は春は菜の花畑、夏はブナの原生林、秋は紅葉と野沢菜漬け、冬はスキー、そして一年を通しての温泉と、その四季の「本物」を楽しむ事ができる。 取材報告 労働広報部 河西 崇吉
|