眠れる知的財産を発掘、創業・経営革新をサポート
協同組合大阪デザインオフィスユニオン |
■所在地:大阪市中央区 ■設立:昭和50年2月
■組合員数:81人 ■出資金:4,050万円
■地区:大阪府
■主な業種:デザイン業
■組織形態:同業種同志型組合 ■専従理事: - ■組合専従者:1人
■連携先:(社)大阪工業会 関西TLO (株)ベンチャーラボ
■URL:http://www.odou.or.jp/ |
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組合の運営するPDD(休眠特許及び未活用知的財産活用)事業が評価され、関西TLO、(株)ベンチャーラボとネットワークを組み、創業・経営革新をサポートしている |
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デザイン事業者による初の組合として設立された当組合は、平成13年3月よりデザイナーによるPDD(パテント アンド デザイン
ディベロップメント)事業を開始した。これは、無数にある休眠特許や未活用知的財産の中から、ある程度事業化が見込まれるものを、デザイナーが商品イメージとして作成し、データベース化したものである。これをインターネットを利用して配信し、商品化に結びつけるというもので、デザイナー(組合員)81社400人、企業400社の参加を目標として行ってきた。
この活動が会員1,300社を有する(社)大阪工業会に評価され、同工業会の主催する「モノづくり伴走ネットワーク事業」に参加することとなった。創業・経営革新を目指す企業に事業・技術評価から最後の事業化までをサポートしようというこのネットワーク事業は、関西を中心とした36大学で作る「関西TLO」、事業・技術評価の「(株)ベンチャーラボ」、そして当組合の3団体で組織されており、前二者は主にシーズの発掘と創出を担うのに対し、組合ではニーズに適した商品デザインマーケティング(デザインの観点からのアドバイスやコンサルティングの実施)を担っている。
現在10数社と具体的な話が進んでおり、web系のデザイナーからの注目度も高く、新規加入者も少なくない。これらの取り組みで、典型的受注型産業からITを活用した提案型のデザイン業に転換できる基盤ができ、今後、デザイナーの役割と業務拡大が期待される。
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