信州の組織リーダー
“~ 共同事業で出版業界を支える組合 ~”

星沢 哲也氏
東法出版事業協同組合
理事長 星沢 哲也

略歴

生年月日
昭和40年3月
昭和53年4月
平成6年5月
昭和16年4月生
中央大学経済学部卒
東京法令出版(株)入社
代表取締役社長に就任 現在に至る

団体歴

平成10年11月 東法出版事業(協)専務理事就任
平成13年11月 同組合理事長就任
(社)長野県年金福祉協会副会長
長野県社会保険協会副会長
長野県地方労働委員会使用者委員会
長野県中小企業団体中央会理事
長野県中小企業団体中央会長野支部副支部長

組合の現況

○設立 昭和42年8月 ○組合員 5 ○出資金 1,000千円
○役員 
理事6名 監事1名
○主な事業
・共同保管、金融事業、共同購買、教育情報
共同施設として長野市大豆島に倉庫を所有

組合の状況と課題

 最近、ゲーム、携帯電話に夢中になる若者や、中高年のパソコン使用、CD-ROM、インターネット等のメディアの多様化で人々が本を読まなくなり、出版業界は厳しい状況に置かれている。学習参考書等は、少子化の影響を受けて売上げが頭打ちになっているが、学習効果の面でも、本を読むことは大切であり、活字と紙の出版物は教育から無くなることはないと思われる。

組合の理事長として考えること

顧客が求めているものを商品化するのが、出版業界の使命と考えており、それをバックアップするための組合運営を心がけている。 将来の夢として、組合員と力を合わせて大型企画を手がけてみたいと思うが、リスクが大きく、あまり思い切ったことができないのが現状である。

趣味・健康法

 趣味は旅行で、最近では県内の日帰り温泉巡りに凝っている。また、市内を歩くのも好きで、歩くたびに新しい発見があるとのこと。 社員にも出勤の時にはできるだけ違った道を通るように言いきかせている。
 健康法は、特にないが、疲れた時にはすぐに休むよう心がけている。
 若いころ柔道をしていたこともあり、好きなスポーツ選手は山下泰裕。
 好きな言葉は「才は徳に及ばず」。才能よりももしろ人徳の大切さを問いた言葉である。

長野県内の出版業界の発展のために氏の大いなる活躍を期待したい。


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