VII. 組合活性化への取組状況等について


1. 組合活性化への取組状況
 組合の活性化策として、既存共同事業の充実・強化、組合員の意識改革、財政基盤の強化、組合員の増加に現在取組んでいる組合が多い。これらの対応策は今後とも多くの組合で引き続き取組まれるものの、新規共同事業の実施や組合の内外部との情報ネットワーク化に取組む組合が増加することが注目される。

図表VII-1 組合活性化への取組状況(現在・今後)


2. 今後、組合が果たすべき役割
 今後組合が果たすべき役割も多様化することが見込まれる。しかし、(1)組合員の情報化への支援、(2)組合員同士の交流・連携活動の支援、(3)情報ネットワーク化の推進、(4)後継者・幹部従業員育成のための研修、(5)新製品や新技術に関する情報の提供、(6)事業資金の貸付・斡旋など金融の円滑化をあげる組合の役割が高くなっている。

図表VII-2 今後、組合が果たすべき役割


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