信州の組織リーダー
“~ ハイテク工場を支援する組合 ~”

山田 益氏
石川島汎用機械辰野工場協力業者協同組合
理事 山田 益

略歴

生年月日
昭和42年3月
昭和46年4月
昭和10年3月
昭和17年11月生
山梨大学工学部機械科卒
(資)山田鉄工所(現(株)ティービーエム)入社
代表取締役社長に就任 現在に至る

団体歴

昭和54年5月
石川島汎用機械辰野工場協力業者協同組合理事就任
長野県中小企業団体中央会理事
長野県中小企業団体上伊那支部副支部長

組合の現況

○設立 昭和39年8月 ○組合員 13 ○出資金 2,310千円
○役員 
理事5名(理事長 遠藤一男) 監事2名
○主な事業
・金融事業(手形の割引を含む)、団体協約の締結、教育情報事業、福利厚生事業

組合の状況、課題

 石川島汎用機械(株)辰野工場の協力業者による組合であり、組合員は船舶、車両エンジン用Turbo部品、圧縮機部品及び、ジェットエンジン部品を主に製造しているが、景況の動向、取引先の状況にかなり左右されるため、できるだけ安定した経営をめざして、各組合員は事業の多角化等で対応すると共に、組合でも金融面の支援と情報提供を行っている。

組合の理事者としての考え方

 遠藤理事長を初め他の役員ともよく協議の上組合の運営に当たっており、石川島汎用機械(株)協力会等の他の団体とも協力しあって、組合事業を活発に進めていくつもりである。 石川島汎用機械(株)との関係も大切にして組合員各社が共に栄える組合をめざしている。

趣味・健康法等

 若い頃は車、オートバイが好きで、一時期車の車体メーカーに勤めていた。
 今は仕事が趣味のような感じであるが、海外出張の機会をとらえて見聞を拡げ、製品づくりに生かしている。
 健康法は医師の助言を守り、体に無理をかけないよう心がけること。
 日本経済新聞社等で発行している実際に現場で活躍した人が記述した本が好きで、「失敗学のすすめ」の著者畑村洋太郎氏が代表を務める研究会に会社で入会し、仕事に役立てている。 尊敬する人物は、父親で会社創業者の山田益男氏(故人)。
 好きな言葉は社是の「誠心誠意 相互信頼 積極挑戦」。
 品質の良い製品づくりを心がけ、その結果、氏の会社は米国のGE社から表彰を受けた。
 従業員は景況の良し悪しに関わらず、一定の人員で頑張り、リストラによる解雇を決して行わないのを信念としている。
 氏は上伊那支部の要職でもあり、地域の発展のためにも氏の一層の活躍を期待したい。


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