信州の組織リーダー
“~ お客様に安心、便利な商店街づくりをめざす ~”

櫻井 重治氏
海野町商店街振興組合
理事長 櫻井 重治

略歴

生年月日
昭和33年3月
昭和59年2月
平成10年3月
昭和10年1月生 血液型 B型
早稲田大学商学部卒
(有)奈辺屋商店代表取締役就任
海野町商店街(振)理事長就任 現在に至る

団体歴

上田市TMO策定委員会副委員長
(TMO…街づくりを推進する組織)
長野県商店街(振)連合会副理事長
長野県中小企業団体中央会上小支部副支部長
  〃         理事

組合の現況

○設立 昭和42年6月 ○組合員 75 ○出資金 34,670千円
○役員 
理事13名 監事2名
○部会・委員会等 金融財務、教育情報、環境施設、イベント、宣伝、スタンプ商品券、コミュニティーの7事業部
○事務局 5人(常勤役員 1人 職員 4人)
○主な事業
・金融事業・商品券発行
・スタンプ事業・イベント広場の開設等
・販促事業・駐車場、アーケード等共同施設管理事業

組合の状況、課題

 古くからの街であるが、モータリゼーション化により駐車場整備の必要にせまられ、平成8年11月に立体駐車場「海野町パーク」をオープンさせた。
 アーケードは、平成12年12月に県や市の電線地中化事業に合わせて国、県等の補助金や高度化資金等を活用して全面 改築し、色は女性の意見を取り入れた淡いピンク色で、そのデザインにもかなり力を入れた。
 イベントにもかなり力を入れており、歩行者天国も全国に先がけて行った他、「おやきフェスティバル」を開いて信州の特産品「おやき」をテーマにしたイベントを行っている。

理事長として考えること

 お客様が安心して買い物ができるような商店街づくりを一番に考え、各種イベントを通 じたお客と組合員との交流を続けていきたいと考えている。
 その一方で、個々の店も大切にして、お互いに共存共栄を図って皆の意見を取り入れた商店街運営をめざしている。
 上田市中心部は、新幹線の開通により、首都圏に通勤が可能になり新たな住民の増加も見込まれる等、環境の変化に対応した中心市街地の活性化について、行政と共に考えていきたいと思う。

趣味・健康法等

 特に趣味はないが、若いころに、ハンドボールで国体に出場したこともあり、スポーツへの関心は今でもあり、(財)上田市体育協会の理事も務める。健康には気を使う方で酒は控えめにしている。
 会社は明治20年から続いた家具、仏壇の販売店であったが、20年程前に思い切って仏壇・仏具専門店に変え、今日に至っている。
 モットーは、「今日の仕事は今日のうちに片付ける」
 氏は、上田市の人権擁護委員や保護司も務めるなど地域のために活躍され、これからも氏の一層の活躍を期待したい。


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