ひのきの里・上松町は木曽郡のほぼ中央に位置し、東に木曽駒ヶ岳、西に御嶽山を望む森林の郷です。町の中央を流れる木曽川には、中山道随一の名勝といわれる「寝覚の床」があり、西部には森林浴発祥の地「赤沢自然休養林」を擁します。

かつては木曽ひのきの集積地として、また木材産業を中心として栄えましたが、近年は恵まれた自然を憩いの場として提供し、主に中京方面 から多くの観光客が訪れています。特に赤沢自然休養林の利用客は、昨今の自然保護・環境ブームに乗って年々増えつつあります。樹齢300年に至るひのきの天然林が森林浴に最適な環境を形成し、さらに週末や夏休みに運行している森林鉄道も人気を呼んでいます。

赤沢自然休養林

赤沢森林鉄道

また寝覚の床では様々なイベントを催して誘客に努めています。この夏、初めて「朴葉祭り」が開催され、朴の葉を利用した数々の料理が発表されました。 　 朴の葉を用いた菓子として木曽路の初夏の名物になっているのが「朴葉巻き」。昨年から運営を開始した特産品開発センターでは、手作りの朴葉巻きの評判が口コミで広がり、シーズン中は製造に追われます。今後は「味の特産」の開発が期待されています。

○交通ガイド 　長野市塩尻ICから90分 ○問い合わせ先 　上松町役場産業観光課 　TEL 0264（52）2001 　URL http://www.town.agematsu.nagano.jp/